◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 日本図書館情報学会 メールマガジン       No.063 (05/Mar/2003)            日本図書館情報学会総務委員会            email: muransky@asu.aasa.ac.jp            WWW: http://wwwsoc.nii.ac.jp/jslis/index.html ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ■目次 ◆情報メディア学会第2回研究大会のお知らせ ◆事務連絡(発行主体の変更) ◆学会宛寄贈資料・受信文書の報告 ◆日本図書館情報学会最新情報 ◆毎度のエンディング・メッセージ -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆情報メディア学会第2回研究大会のお知らせ  本会では,昨年5月に「e-Learningの現状と将来」を基調テーマにして第1回 研究大会を開催しましたが,今年は情報セキュリティを基調テーマにして,第2 回研究大会を下記の要項で開催します。昨年同様,多数の方々のご参加をお待ち しています。また,大会の中で会員によるポスター発表(テーマは限定しません) も行います。別掲の募集要項をご覧の上ご応募下さい。 ■ 基調テーマ: 情報化社会の推進とセキュリティ管理 ■ 主 旨  ネットワーク社会の発達により,電子商取引の普及や電子政府の促進など, 社会経済のあらゆる側面で,高度情報通信ネットワーク社会の推進へ向けた様々 な施策や取り組みが行われています。このような背景から,ネットワーク社会の より一層の発展を目指して,新たな技術開発やサービスの提供が行われている 一方で,安全で安心なネットワーク社会の構築が求められており,そのために 必要な施策として,「情報セキュリティ」の問題がクローズアップされつつあり ます。  従来から議論されている「セキュリティ」の問題といえば,財産や住居の安全 といった「物」を中心としたセキュリティの問題として一般に把握されることが 多かったと言えます。そのため,「情報セキュリティ」が対象とする情報のような 「形が無い物」のセキュリティの問題については,その議論の過程はまだ始まった ばかりの状況にあるといえます。  特に,ネットワークにおける情報セキュリティの問題となると,技術的な問題 として認識されることが多く,情報セキュリティをめぐる法制度等も含めた全体 像がはっきりしないのが現状です。  情報セキュリティの問題は,電子政府をはじめとする情報インフラの整備との 関係やサイバーテロとの関係において,我が国においても議論がなされてきた問 題ですが,ネットワークの普及によって電子商取引の利用等が一般的に広く浸透 しつつある現状においては,より身近な問題として認識されつつあります。  そこで,情報メディア学会においては,情報セキュリティをめぐる問題に焦点 を当てつつ,従来から行われてきたような「セキュリティ」そのものを研究対象 として扱うのではなく,学会メンバーがインターネットに代表される最近の情報 環境の利用者となるにあたって求められる問題意識や解決法を共に考えるきっかけ としたいと考えます。  具体的には,政府における情報セキュリティをめぐる施策の現状から民間の 事業者における取り組みを元に,情報セキュリティの総論的な部分を把握し, その上で,情報インフラの整備に伴い求められている情報セキュリティの各論的な 問題について検討を行います。 ■ 開催日時・場所 日時:2003年6月21日(土) 場所:科学技術振興事業団東京本部地下1階    〒102-8666 東京都千代田区四番町5-3 サイエンスプラザ    所在地地図は, ■ プログラム概要                  (今後変更の可能性があります) [A会場]   受付開始: 9:00   開式:10:00   会長挨拶:10:00〜10:15   基調講演:10:30〜12:00   総会:13:00〜14:00   シンポジウム:14:00〜17:00(途中休憩あり) [B会場]   ポスター発表:12:00〜18:00   情報セキュリティ関係の展示:12:00〜18:00  懇親会:17:30〜19:00 ■ 基調講演「情報セキュリティをめぐる最近の動向と問題点」(仮題)  講師:岡村 久道 氏  弁護士(大阪弁護士会所属) 近畿大学(産業法律情報研究所)・奈良先端科学技術大学院大学兼任講師 (財)インターネット協会 評議員 ■ シンポジウム「情報化社会の推進とセキュリティ管理」  パネリスト   岡村 久道 氏 弁護士   小川千代子 氏 国際資料研究所   織茂 昌之 氏 日立製作所 セキュリティソリューション推進本部   藤村 明子 氏 NTT 情報流通プラットフォーム研究所 ■ 参加申し込み方法  本号に添付の参加申込書,あるいはこれと同一の書式(本館ホームページに フォームがあります)により,平成15年6月17日までに本会事務局へ。  当日受付も可能ですがなるべく事前に申し込んで下さい。 - - - - - ■ ポスター発表募集のご案内  6月21日開催の研究大会におけるポスター発表を次のように募集します。 内容は大会の基調テーマ(情報セキュリティ)には限定しませんので,最近の研 究成果をどしどしご応募下さい。大学院生による積極的な発表も期待いたします。 ●発表内容:情報とメディアに関わるテーマであること。  ●発表資格:第一発表者は,研究大会当日までに本会の会員であること。  ●応募方法:本号に添付の発表申込書に含まれる内容を,郵便,ファクシミリ,        電子メールのいずれかの方法により,ポスター発表担当宛に送付        すること。発表申込書のフォームは本会ホームページにあります。  ●応募締切:平成15年4月10日(木)必着  (発表内容が本会の目的にそぐわない場合は採択しない)  ●要旨集掲載原稿:提出期限は,平成15年4月25日(金)必着。原稿        未提出の場合,発表を取り消す。        原稿の分量は,A4判で2ページ,又は,4ページとする        (詳細は,執筆要項にて連絡する)  ●ポスター:大会前日の午後から当日午前中の間に,発表者が会場に掲示する        こと。(詳細は,採択決定後に送付する作成要項を参照のこと)  ※ポスター発表担当:メディア教育開発センター 研究開発部 波多野和彦       〒261-0014 千葉市美浜区若葉2-12            e-mail:       【アドレスは日本図書館情報学会事務局にお問い合わせ下さい】            FAX: 043-298-3484 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆事務連絡(発行主体の変更) ・今号より,発行主体の表示を「総務委員会」とすることにしました。 ・総務委員会は,事務局長を委員長とする委員会で,これまで実質的には機能して  いませんでしたが,今期より従来の広報委員会事業(パンフレット作成やWWWの  維持管理等)を受け継いで活動を行なっております。 ・メールマガジンの発行は従来は事務局の業務でしたが,他団体からのおしらせ  を主要な内容の一つとしている関係で,広報関連の性格を持っているため,  2002年度事業計画では広報委員会の所管と位置づけています。  今回のことは,それに伴う措置です。 ・総務委員会を中心に,会報を含め,広報事業・渉外業務の全体の再検討・再構築  を進めていきたいと思っております。(村主) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆学会宛寄贈資料・受信文書の報告 ・日仏図書館情報学会『日仏図書館情報研究』No.28(2002.12) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆日本図書館情報学会最新情報(2003年3月5日現在)       ※第60〜62号において,最新情報の更新日付が2002年になって        いました。申し訳ありません。 ・会員動向:     個人会員 685 (名誉会員 2 正会員 615 学生会員 68)     機関会員  60 (賛助会員 4 団体会員 56)     総計   745       ※うち正会員2名・学生会員は入会審査待ち。        そのうち正会員2名は2003年度入会。        ほかに,2002年度末退会予定者あり。 ・電子メール関係:     メール版会報配信数  437     印刷版会報不要者数   37     メールマガジン配信数  83 + (^O^)/ ・もっと最新の情報については下記URL「事務局日誌」をご参照ください。   -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆毎度のエンディング・メッセージ ・このメールマガジンは,擬似的なメーリングリスト機能を持たせたいと思っ  ております。メールマガジンそのものに関する議論に留らず,日本図書館情  報学会に関することや,図書館界や情報学全般に関する種々の話題に関する  議論や問題提起等をお待ちしております。 ・まだメールマガジン登録者数が多くありませんので,できるだけ情報がよく  回りますよう,メール転送等によって,ぜひほかの会員とも情報を共有して  ください。 ・このメールマガジンのバックナンバーは,以下にあります。   ■■