◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 日本図書館情報学会 メールマガジン    No.101 (25/Oct/2004)       日本図書館情報学会総務委員会       email: muransky@asu.aasa.ac.jp       WWW: http://wwwsoc.nii.ac.jp/jslis/index.html ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ■目次 ◆社団法人日本図書館協会 目録委員会より:  継続資料(逐次刊行物+更新資料)と和古書・漢籍の組織化についての  検討会:日本目録規則(NCR)1987年版改訂2版 第13章および第2・3章の改訂 ----- ◆事務連絡 ◆学会宛寄贈資料・受信文書の報告 ◆日本図書館情報学会最新情報 ◆毎度のエンディング・メッセージ -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆社団法人日本図書館協会 目録委員会より:  継続資料(逐次刊行物+更新資料)と和古書・漢籍の組織化についての  検討会:日本目録規則(NCR)1987年版改訂2版 第13章および第2・3章の改訂  近年,電子資料などのメディアの多様化が一段と進展するとともに,一方で 目録データベースの拡大により,これまでは各図書館で取り扱っていた和古書 ・漢籍といった古典資料を共同目録データベースに取り込む動きが始まった。 今回のNCRの改訂は,このような展開を受けて改訂の要請が高まった,資料グ ループを扱うものである。  第1の改訂は,電子ジャーナルやウェブサイト資料のような新しく出現した 資料に対応するもので,逐次刊行物に,加除式資料などの更新資料(刊行を継 続し内容を更新していく資料)を併せて構成された,新第13章「継続資料」で ある。すでにISBDでは継続資料(CR)が,英米目録規則第2版(AACR2)でも 第12章が継続資料として公刊されており,目録委員会でも2000年以来この検討 を重ねてきた。  第2の改訂は,和古書・漢籍という基本的には江戸・清以前に出版・書写さ れた資料を対象とする。NCRでは従来もこれらの資料について第2章「図書」 および第3章「書写資料」の中で,その特徴を考慮して現代の資料と異なる取り 扱いをしてきたが,それらは必ずしも十分とはいえない。国立情報学研究所の 総合目録データベース(NACSIS-CAT)において,和古書・漢籍の書誌レコード 作成が本格的に着手されることになり,それに見合う目録規則が要請された。 目録委員会では,これに応えるためにこれまでの条項の問題点に対処しつつ, 目録規則の増補改訂作業を行った。  目録委員会では,現在,第13章および第2・3章の和古書・漢籍関連条項の 改訂案を目録委員会のウェブ(http://www.jla.or.jp/mokuroku/index.html) に公表しているが,このたび,これらの改訂案についての検討会を下記のとおり 企画した。会員,並びにご関心のある方々多数のご参加をお待ちする。               記 主催:社団法人日本図書館協会 目録委員会 日時:2004年12月3日(金) 午後1時〜5時 会場:日本図書館協会 2階研修室  (地下鉄東西線・日比谷線「茅場町」駅下車徒歩   5分 東京駅八重洲口都営バス(1)乗場より「新川」停留所下車徒歩3分) 参加・資料費:日本図書館協会会員1000円 非会員2000円   定員:100名 問合せ・申込先:〒104-0033 東京都中央区新川1-11-14      日本図書館協会目録委員会事務局(担当:磯部)      tel: 03-3523-3928 fax: 03-3523-0841    ※日本図書館情報学会註:もとの案内にはemailアドレスも記載されて     いますが,メールマガジンバックナンバーでは割愛します。     必要な方は日本図書館情報学会事務局等にお問い合わせください。 申込締切:2004年11月19日(金) 申込方法:(下記) 検討会プログラム 12月3日(金)13:00〜17:00 0.挨拶および経緯説明 永田治樹(筑波大学・目録委員会委員長) 1.継続資料(逐次刊行物+更新資料)について(13:10〜14:50)   第13章改訂案説明 原井直子(国立国会図書館・目録委員会委員)   改訂案について(1) 国立情報学研究所開発・事業部コンテンツ課    改訂案について(2) 渡邊隆弘(日本図書館研究会整理技術研究グループ)   質疑・討論    ――休憩――  2.和古書・漢籍について(15:20〜17:00)   第2・3章改訂案説明 増井ゆう子(国文学研究資料館・目録委員会委員)   改訂案について(1) 国立国会図書館古典籍課(予定)   改訂案について(2) 岡嶌偉久子(天理大学附属天理図書館)    質疑・討論  -=-=- 申込方法(日本図書館情報学会事務局による註)   ※「日本図書館協会」(日本図書館情報学会ではなく)の会員であるか    どうかで参加費が異なります  (1) 別紙申込書にご記入の上、郵送またはFAXでお申し込みください。   ※郵送・FAX用の用紙については日本図書館情報学会事務局でも保持して    いますので,ご請求ください。  (2) 下記の書式に記入して電子メールでお申し込みください。 ===書式 検討会   継続資料(逐次刊行物+更新資料)と和古書・漢籍の組織化:   日本目録規則(NCR)1987年版改訂版第13章および第2・3章の改訂   参加申込書 Fax 03-3523-0841 フリガナ: 氏名: 種別:( 日本図書館協会会員   日本図書館協会非会員) 所属: 連絡先:(〒  -   )     TEL:     FAX:     E-Mail:   ※参加・資料費は当日受付でお支払いください。   ※施設会員および賛助会員など機関からご参加の場合につきましては、    会員枠は1名といたします。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆事務連絡 前号(No.100)の発行日付が間違っておりましたので,訂正いたします。  × (14/Oct/2004)  ○ (20/Oct/2004) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆学会宛寄贈資料・受信文書の報告 【定期刊行物】 ・アート・ドキュメンテーション研究会「アート・ドキュメンテーション通信」  No.63(2004.10.25)。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆日本図書館情報学会最新情報(2004年10月25日20:00現在) ・会員動向:   個人会員 711 (名誉会員 2 正会員 628 学生会員 81)   機関会員  59 (賛助会員 5 団体会員 54)   総計   770  うち学生会員4名入会審査待ち ・電子メール関係:   メール版会報配信数  516   印刷版会報不要者数   35   メールマガジン配信数 101 ・もっと最新の情報については下記URL「事務局日誌」をご参照ください。   -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆毎度のエンディング・メッセージ ・このメールマガジンは,擬似的なメーリングリスト機能を持たせたいと思っ  ております。メールマガジンそのものに関する議論に留らず,日本図書館情  報学会に関することや,図書館界や情報学全般に関する種々の話題に関する  議論や問題提起等をお待ちしております。 ・まだメールマガジン登録者数が多くありませんので,できるだけ情報がよく  回りますよう,メール転送等によって,ぜひほかの会員とも情報を共有して  ください。 ・このメールマガジンのバックナンバーは,以下にあります。   ■■