◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 日本図書館情報学会 メールマガジン       No.E02 (23/Aug/2000)               日本図書館情報学会事務局 (村主朋英)               email: muransky@asu.aasa.ac.jp               WWW: http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/~jslis/ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇   *** また長大になりましたので,「事務局用語集」は休載です *** ■目次 ◆ニュース  (1)リンク情報  (2)「電子的学術定期出版物の収集体制の確立に関する緊急の提言」  (3)日本学術会議から ◆他団体の行事に関するご案内  (1)第27回図書館問題研究会研究集会のごあんない  (2)日本図書館文化史研究会第17回(2000年度)研究集会 【締切間近!!】  (3)人文科学とコンピュータシンポジウム論文募集  (4)情報知識学会主催 第5回SGML/XML研修フォーラム  (5)平成13年度笹川科学研究助成募集 ◆学会宛寄贈資料のご報告 ◆メールマガジンに関する事務連絡  (1)投稿募集  (2)正誤表 ◆日本図書館情報学会最新情報 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆ニュース  (1)リンク情報  少年写真新聞社のWWWページ から,当学 会のホームページへのリンクがなされることになりました。(広報委員会で許諾)  (2)「電子的学術定期出版物の収集体制の確立に関する緊急の提言」  日本学術会議から標記の報告が届きました。日本学術会議のなかの情報学研 究連絡委員会が組織した学術文献情報専門委員会によるもので,本体はA4判で 4ページのものです。ちなみに,同委員会には,図書館情報学関係者もメンバー に含まれています。  提言内容を抜粋しますと,以下のとおりです。海外の学術雑誌の価格急騰に よって,各大学図書館および外国雑誌センターによる体系的収集が困難となっ た状況を背景とし,国立国会図書館や各大学図書館および国立情報学研究所を 含む関連各機関や関連省庁の協力体制を整えること,および日本に対する各国 の商業出版社の差別価格的要求に対しては,貿易の国際的平等化を図るべく関 係省庁は適切な対応措置を実施することを提言する,というものです。  なお,8月23日現在,日本学術会議のWWWページ には掲載されていませんが,いずれ,報告文書そのものか,簡単なおしらせが 掲載されるものと思われます。  (3)日本学術会議から  日本学術会議の第17期会長・副会長の任期満了,第18期会長・副会長の就任 について,挨拶状をいただきました。会長はかわらずに吉川弘之氏,副会長 (人文)は吉田民人氏,副会長(自然)は黒川清氏。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆他団体の行事に関するご案内  (1)第27回図書館問題研究会研究集会のごあんない 開催日 2001年2月18日(日)-19日(月) 開催地 北海道・登別温泉 日程  一日目 13:00-17:00        基調報告「地方分権と住民と図書館」(仮) 山口源治郎さん(予定)       報告1 「地方の時代の都道府県立図書館と市町村立図書館の連携」         (発表2本程度)      19:00-21:00       報告2 「これからの友の会およびボランティア活動を考える」         (発表2本程度)     二日目 9:00-12:00       報告3 研究発表(テーマ自由 発表3本程度)       全体討議 参加申し込み締切 2001年1月末日 問い合わせ先 図書館問題研究会事務所 電話03-3222-5030 FAX03-3234-5325                    e-mail   【emailアドレスは日本図書館情報学会事務局にお問い合わせ下さい】 -----------------------------  (2)日本図書館文化史研究会第17回(2000年度)研究集会 【締切間近!!】 日時:2000年9月9日(土)13時−10日(日)16時 場所:明治大学リバティータワー(1115号教室)(神田・駿河台) 参加費(会場費):会員500円,非会員1,000円 懇親会 会場:リバティータワー23階「紫紅」 参加費:5,000円 申込先 小黒浩司(〒143−0026 東京都大田区西馬込1−31−11) 申込締切 2000年8月31日(木) 研究集会のテーマ:図書館づくりの思想と実践 ―その歴史的検討―(第2日)          および個人自由発表 研究集会プログラム 第1日(9月9日・土) 13:00 受付開始 13:20 開会 13:30 自由発表1 山本順一(図書館情報大学) 無料公開図書館の魁,ピーターボロー図書館をめぐって(仮題) 14:15 発表2 深井耀子(椙山女学院大学短期大学部) トロント市立図書館の児童サービス 第一次大戦を背景に リリアン・スミス児童部長による年次報告(1912−1951)の記録から 15:00 休憩 15:15 発表3 大和博幸(国学院大学) 江戸時代における広域出版物流通の形成と展開 16:00 休憩(会場準備) 16:15 日本図書館文化史研究会「総会」 17:00−19:00 懇親会(明治大学リバティータワー23階「紫紅」) 第2日(9月12日・日) 09:00 発表4 細井岳登(立教大学院) 幕末期における文庫の設立 ―伊勢国射和文庫を事例として― 09:45 発表5 泉山靖人(東北大学大学教育開放センター) 公共図書館の教育機能について ―昭和戦前期を中心にして―(仮題) 10:30 発表6 宍道勉(鳥取女子短期大学) イタリア語文献に表われた図書館 ―図書館人類学試論― 11:15 チャットコーナー 11:45 昼食 12:45 問題提起(テーマ)・発表1 山口源治郎(東京学芸大学): 図書館づくりの思想と実践 ―その歴史的検討― 13:30 テーマ発表2 川島恭子:東村山市立図書館と住民運動(実例報告) 14:15 テーマ発表3 奥泉和久(横浜女子短期大学): 図書館づくり運動前史 ―図書館史研究の視点から― 15:00 休憩 15:15 論議・総括 16:00 閉会 -----------------------------  (3)人文科学とコンピュータシンポジウム論文募集     人文科学とコンピュータシンポジウム じんもんこん2000     ディジタルアーカイブ −21世紀へ持っていくもの−』  最近,人類の歴史文化資産を,ディジタル技術を使って保存し後世へ継承し ようという「ディジタルアーカイブ」が注目されるようになっています。人文 科学とコンピュータ研究会では,歴史,考古,文学,芸術などの分野における 資料やデータの処理を課題として扱ってきており,ディジタルアーカイブは, 人文科学と情報技術の望ましい融合の形であると,歓迎しています。  しかしながら,現在のディジタルアーカイブでは,コンテンツの重要性につ いては当然十分に認識されてはいるものの,いまだ,システム指向,産業指向 の,いわゆる「箱もの」整備としての色彩が強く,一般利用者,資料を利用す る研究者,資料管理者などの視点からの議論が欠けているように見受けられま す。もちろん,ディジタルアーカイブでは,さまざまな技術要素が必要となり ますが,これらには,単にデータの保存・蓄積という視点だけではなく,人類 共有の情報の「利用」という視点の必要なことを忘れてはなりません。  本シンポジウムでは,ディジタルアーカイブ関連の情報処理システム技術を 展望するとともに,利用者としての人文系研究者や情報管理者と,システム構 築側の技術者や研究者との有意義な討論と情報交換の場を提供し,21世紀へ 持って行くべきディジタルアーカイブの姿を明らかにしたいと考えています。 皆様からの積極的な論文発表とご参加をお願いいたします。 日程: 2000年12月15日(金),16日(土) 会場: 立命館大学 衣笠キャンパス(京都市北区)     立命館大学アートリサーチセンター,同国際平和ミュージアム周辺 主催: 情報処理学会・人文科学とコンピュータ研究会 共催: 立命館大学アートリサーチセンター(予定) 後援(予定):電子情報通信学会,記録管理学会,情報知識学会,情報考古学会,         全国歴史資料保存利用機関連絡協議会,         アートドキュメンテーション研究会など テーマ: ディジタルアーカイブ関連の諸トピック  画像・映像データベース,立体形状計測,歴史・文化・芸術資料のディジタ ル保存,色彩情報処理,記録保存の技術,メタデータ,情報検索技術,音楽 データベース,ディジタル図書館・博物館,著作権課題,セキュリティ・課金 技術,教育利用,レファレンスサービス,事例報告など。  技術的・システム的な話題だけでなく,管理・運用面での課題,事例,現状 批判,問題提起などについても歓迎します。 応募方法:  (1) A4判2ページ以内(図表を含む)の概要を申込先へ提出してください。概    要には題目,著者名,所属,連絡先,キーワードを明記してください。    原稿は日本語または英語とします。  (2) 提出された概要に基づいて,プログラム委員会で審査の上,応募論文の    採否を決定します。  (3) 採択された場合,A4 判8ページ以内の論文集用カメラレディ論文を提    出していただきます。  (4) 採択論文のうち,本シンポジウムおよび本研究会の趣旨に合致し,かつ    内容の優れたものは,シンポジウム終了後,情報処理学会論文誌への研    究会推薦論文として論文誌編集委員会に推薦します。 スケジュール:   (1) 論文概要締切    2000年9月14日   (2) 論文採否通知    2000年10月10日   (3) カメラレディ論文提出締切  2000年11月14日 照会・申込先:   (社)情報処理学会 シンポジウム係   108-0023 東京都港区芝浦3-16-20 芝浦前川ビル7F   E-mail: *** Tel: 03-5484-3535, Fax: 03-5484-3534   【emailアドレスは日本図書館情報学会事務局にお問い合わせ下さい】 参加費(予定):  会員(含共催後援団体の会員) 6,000円  一般            8,000円  学生             3,000円 -----------------------------  (4)情報知識学会主催 第5回SGML/XML研修フォーラム  毎年開催し好評の標記フォーラムを<本年も次の通り開催します。2日間の 日程で,官界・学界・産業界から14〜16名の講師を予定しています。  参加ご希望のかたは電子メール,FAXあるいは葉書にて下記の情報知識学 会事務局へお申込ください。折り返し参加証と参加費請求書を郵送します。前 回は定員100名に対し150名のかたから参加希望を受けました。先着順ですので, 参加お申込はお早めにどうぞ。  プログラムは確定しだい当学会のホームページに掲載します。       (http://angelos.info.kanagawa-u.ac.jp/jsik/main.html) ・開催日時:平成12年10月25日(水)〜26日(木)の2日間 9:30〜16:30 ・会  場:グランドヒル市ヶ谷(東京・市ヶ谷駅より徒歩3分) ・定  員:100名(予約制・先着順) ・内  容:政府・自治体等公共的場面での動向と,民間企業の適用事例およ       び対応製品の現況を総覧 ・参加特典:講演の要旨を集録した予稿集(情報知識学会誌特別号 \3,000)       を,当日,会場受付で差し上げます。 ・協賛団体:多数交渉中のため後日発表 ・参加費 :一般\28,000,地方自治体職員・国家公務員\18,000,       情報知識学会会員\14,000,入会申込者(当日手続き可)\20,000,       協賛団体会員・リピーター\18,000,学生\5,000。 [参加申込先] 情報知識学会事務局    〒110-8560 東京都台東区台東1−5 凸版印刷(株)内    TEL:03-3835-5692 FAX:03-3837-0368    E-mail:   【emailアドレスは日本図書館情報学会事務局にお問い合わせ下さい】   http://angelos.info.kanagawa-u.ac.jp/jsik/main.html 【日本図書館情報学会事務局註】  当学会には,このフォーラムへの協賛依頼がありました。協賛団体となった 場合は,当学会会員の参加費は\18,000となります。しかし,この点については, まだ審議中で,9月7日までに確定します。その間の申込みについては,先方に 交渉してください。  また,情報知識学会からいただいた案内文から,「開催趣旨」「実行委員会 名簿」「参加申込書」「講師依頼先一覧」を割愛しています。これらがお入用 の方はご一報ください。 -----------------------------  (5)平成13年度笹川科学研究助成募集  財団法人日本科学協会から,標記の研究助成募集のおしらせが届きました。 「学芸員・図書館司書が行う研究」が申請区分に挙げられています。学芸員・ 司書等の博物館・図書館職員,大学院生(13年度進学予定者含む)については 年齢制限はありません。研究職の人は13年4月1日現在で35歳以下の人。研究 計画は,単年度で,助成額は100万円以下。申請期間は,12年9月1日から10月 31日(必着)です。詳細は,http://www.jss.or.jp/ を御覧ください。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆学会宛寄贈資料のご報告  2000年7月17日以降,日本図書館情報学会事務局宛に,関連各団体から以下の ような資料のご寄贈をいただきました。 ・アート・ドキュメンテーション研究会「アート・ドキュメンテーション通信」  No.46(2000.7) ・「学会センターニュース」 No.309(2000.7.20):各研究団体の催事情報ほか ・岐阜県図書館『木もれ日』(としょかんだより)No.15 (2000.8) ・大学図書館問題研究会「大学の図書館」Vol.19, No.7 =通巻318号(2000.7) ・中国科学院文献情報中心『図書情報工作』No.269-270 (2000.4-2000.5)  『図書情報工作』は,年1回のペースで,「日本図書館協会内日本図書館情 報学会」宛に届きます。当学会事務局が日本図書館協会内に置かれていた頃の 名残なのですが,そもそも日本図書館協会のアドレスというのも,世田谷区の ものになっています。随分長い間,宛先を更新していないようです。(お知ら せしたのですけどね)  また,メールマガジン前号で,「住所変更のおしらせを送ったら国立国会図 書館からの『月報』寄贈が途絶えた」と記しましたが,前期事務局(東洋大)宛 に寄贈が続いていたそうです。要するに,2度にわたる住所変更のおしらせ(ご 挨拶)をご理解いただけなかった,ということでした。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆メールマガジンに関する事務連絡  (1)投稿募集  前号でおしらせしたとおり,このメールマガジンは,擬似的なメーリングリ スト機能を持たせたいと思っております。メールマガジンそのものに関する議 論に留らず,日本図書館情報学会に関することや,図書館界や情報学全般に関 する種々の話題に関する議論や問題提起等をお待ちしております。  たとえば,会報No.98には,通信総会における会員からのご意見として「中 部部会がほしい」というものを掲載しましたが,これについては皆様はどうお 考えでしょうか。現在,当学会は地域部会という制度を持っておりませんし, またそうした会の性格や学会(及び他団体)との関係付けなど,いろいろな問題 をはらんでおります。しかし一方,そうした種の要望は,他の会員にも根強く あるのかもしれません。こうした問題についてのご投稿もお待ちしております。  (2)正誤表  前回,「日本図書館協会より:第86回全国図書館大会のおしらせ」中, JLAと沖縄県立図書館のURLが間違っておりました。会報No.98記載のものが 正しいものです。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆日本図書館情報学会最新情報 ・会員数:(2000年8月23日現在)     個人会員 651 (名誉会員 3 正会員 589 学生会員 59)     機関会員  59 (賛助会員 4 団体会員 55)     総計   710 ・電子メール関係:(2000年8月23日現在)     メール版会報配信数  317     印刷版会報不要者数   32     メールマガジン配信数  33 ・今後の予定:(2000年8月23日現在)  2000年9月12日(火):国立情報学研究所における研修セミナー         (詳細は会報No.98参照)  2000年11月18日(土)〜19日(日):第48回研究大会(東京・亜細亜大学)         (詳細は会報と別に2000年9月に全会員に郵送されます)  2000年11月19日(日):2000年度第2回理事会(東京・亜細亜大学)  2000年11月19日(日):臨時総会(東京・亜細亜大学)  学会誌 年4回発行(計画=6月,9月,12月,3月)  会報  年4回発行(済み=4月,6月,7月,今後の予定=12月) ・8月28日〜9月6日は,電子メールの送受信も含めて,事務局長は完全に音信  不通になります。 ・最新情報は「事務局日誌」  をご参照ください。 ■■