◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 日本図書館情報学会 メールマガジン 実験版   No.E34 (12/Nov/2001)            日本図書館情報学会事務局            email: muransky@asu.aasa.ac.jp            WWW: http://wwwsoc.nii.ac.jp/jslis/index.html ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ■目次 ◆投稿募集:全国の大学院博士(後期)課程に在籍されており図書館情報学を       勉強されているみなさまへ ◆「2002年情報学シンポジウム」プログラム ◆正誤表 ##懲りないわたし ◆学会宛寄贈資料・受信文書の報告 ◆日本図書館情報学会最新情報 ◆事務連絡 なし ◆毎度のエンディング・メッセージ -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆投稿募集:全国の大学院博士(後期)課程に在籍されており図書館情報学を       勉強されているみなさまへ  研究や論文作成というものは,努力をしている過程でだんだん要領を覚え, 関係する知識や情報を蓄え,上手になってゆくものだと思っています。まれに 出現するかも知れない天才を除き,優れた研究者が突如あらわれるというのは, 幻想に過ぎません。いまの社会通念と学界の勢力分布等からすれば,図書館情 報学の分野に天才の登場を願うのは非現実的だとも思っています。  様々な制約の中で,ドクター・コースで一生懸命勉強されているみなさま, たくさん本や論文を読み,またそこで得た理論枠組みをたずさえフィールド・ ワーク行い,その成果を論文や研究ノートにまとめてください。発表の場を 提供いたします。  学協会,出版社の発行する雑誌その他に掲載したくても,人間の世の中には, いろいろなこと,不条理な慣習などがあります。わたしの勤務する図書館情報 大学の院生に限定することなく,全国の大学院で図書館情報学の研究に取組ま れているドクターの方,遠慮なく投稿をしてください。経済的負担は一切あり ません。わたしの個人的研究費で学術雑誌もどきをつくります(電子版の発行 も考慮しています)。事実に反するデータによらず,論理の展開に無理がなく, 明らかに内容が特定の逸脱した価値観に基づくものでない限り,原則的に受理, 掲載するつもりでいます。必ずしも,指導教官に許可を求める必要もありませ ん。あなた方は,自分の言うことに自分で責任が負える独立した研究者である べきです。  以下に記す要領にしたがい,荒削りでも真摯に取組んだ清新な内容の研究成 果を電子投稿してください。 ■ 投稿の資格 ‥‥ 全国の図書館情報学を研究する大学院博士(後期)課程            在籍院生(図書館情報学専攻でなくてもかまいません) ■ 投稿する論文,研究ノートの内容 ‥‥ 図書館情報学にかかわる内容 ■ 分 量 ‥‥ 400字詰め原稿用紙換算30枚程度(WORDの標準様式で10          枚程度)まで ■ 執筆要領 ‥‥ とくに設けません。『図書館情報学会年報』『図書館界』           など適当なものに準拠してくだされば結構です。 ■ 投稿スタイル ‥‥ 原則として,電子投稿(宛先:   【emailアドレスは日本図書館情報学会事務局にお問い合わせ下さい】 ■ 締 切 ‥‥ 2002(平成14)年1月末日 ■ 出版予定 ‥‥ 2002年(平成14)年4月1日 ■ 著者の手にわたる成果 ‥‥ 雑誌2冊(抜刷は作りません) ■ 著作権について ‥‥ 著作権の一部使用許諾(ライセンス)(著作者が   享受しうる著作権は,すべて著作者の手に残ります。ただ,雑誌出版,電   子化等についての当該著作物の利用,必要最小限の合理的改変を含め,刊   行主体は著作権の一部を行使する権原を取得するものとします。これによ   り,一切の収益を得ることはありません。) ■ 詳細の問い合わせ先 ‥‥ 原則的にEメールでのみ対応したい   【emailアドレスは日本図書館情報学会事務局にお問い合わせ下さい】                            2001年11月10日      図書館情報大学大学院情報メディア研究科 情報メディア社会分野                山本研究室(〒305-8550 つくば市春日1-2) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆「2002年情報学シンポジウム」プログラム              ##日本図書館情報学会事務局註:                本メールマガジンNo.E32でも既報ですが,                プログラムの詳細が送られてきました。          情報社会のセマンティクス   〜XMLとSemantic Web,電子政府への展望,ロボットとの共生〜      http://research.nii.ac.jp/sigfi/#symposium プ ロ グ ラ ム 1月17日(木) [9:30-10:00] 組織委員長挨拶 土居範久(慶応大学) [10:00-11:00] 基調講演:「グラウンディングのための社会情報インフラ」                           橋田浩一(産総研) [11:10-12:25] セッション1:Semantic WebとWeb Mining 招待講演:「Web マイニング」             山西健司(NEC) 一般講演:「WebディレクトリのためのRDFメタデータの自動付与の試み」 津田宏, 鵜飼孝典, 三末和男 (富士通) [13:30-15:10] セッション2:XML 招待講演:「データベースの観点から見たXMLの研究」                         吉川正俊 (奈良先端大) 招待講演:「XMLスキーマ言語RELAX NG」  村田 真(日本IBM/国際大学) 一般講演:「Lispを基にした軽量で柔軟なXMLプログラミングツール」                     紙名哲生,玉井哲雄 (東京大学) 一般講演:「天気予報を対象としたXML-DBからの動的な文章作成」                    関洋平, 原田賢一(慶應義塾大学) [16:25-17:15] セッション3:教育・福祉とシステム 一般講演:「多様性適合の学習環境を実現する語学教育支援システム」 佐野洋, 猪野真理枝, 宇野陽一朗 (東京外語大学) 一般講演:「介護保険サービス利用者を支援するデータベースシステムの構築」           松本然(和歌山大学大学院),田中猛彦(和歌山大学)                       中川優(和歌山大学大学院) 1月18日(金) [9:30-12:10] セッション4:電子政府への展望 招待講演:「電子政府の実現に向けた政策的課題」                      岡田仁志(国立情報学研究所) 招待講演:「電子政府の発展に向けて」      中上昇一(日立製作所) 招待講演:「電子特許庁を目指して」        垣本和則(特許庁) [12:10-12:35] セッション5:情報流通 一般講演:「衛星による情報流通のための新配信サービスとその評価」 白田由香利(学習院大学),橋本隆子,飯沢篤志,李頡(リコー) [13:35-14:35] 基調講演:「メディア論の歴史社会的構図」       水越 伸(東京大学大学院情報学環) [14:50-17:05] セッション6:ロボット,システムとの共生 招待講演:「ロボットデザイン−実世界インターフェースとしてのロボットの存 在」 松井龍哉 (フラワー・ロボティックス) 招待講演:「デジタルコンテンツの個人化とインタフェースロボット」             長尾 確(名古屋大学) 一般講演:「シンビオティック情報システム(SIS)の概念とその応用」                     上野晴樹 (国立情報学研究所)          ##開催要領,申し込み方法については既報。            情報学基礎研究会のWebページにも詳細があります。            http://research.nii.ac.jp/sigfi/#symposium -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆正誤表 ・前号で,下記のように,見出しが誤っておりました。 (誤)  俯瞰後学研究プロジェクト・MITメディアラボ・ジョイント・シンポジウム (正)  俯瞰工学研究プロジェクト・MITメディアラボ・ジョイント・シンポジウム -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆学会宛寄贈資料・受信文書の報告 ◇案内等 日本図書館協会から,酒川玲子前事務局長退任,横山桂新事務局長就任に関す る挨拶状をいただきました。 ◇雑誌・ニューズレター等 ・日本学会事務センター『SCIENTIA』No.10(2001.10).  ※井口潔「科学と学問」,谷口信和「二十一世紀日本の農業と農政」,   松浦晃一郎ユネスコ事務局長に聞く「文明間の対話とユネスコの使命」,   樋野興夫(編集顧問)「成功本位と誠実本位:商売成功の秘訣 十カ条に学ぶ」,   今野省造(専務理事)「国際標準にあえて一言」 ・「学会センターニュース」 No.324(2001.10.20):各研究団体の催事情報ほか  ※催事情報の最新情報は,http://wwwsoc.nii.ac.jp/capj/index.html  ※ほかに,国際交流基金日本研究等研究招聘者リスト -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆日本図書館情報学会最新情報(2001年10月30日現在) ・会員動向:     個人会員 663 (名誉会員 2 正会員 597 学生会員 64)     機関会員  61 (賛助会員 4 団体会員 57)     総計   724    ※正会員4名は入会審査待ち ・電子メール関係:     メール版会報配信数  399 +  \(^_^)/     印刷版会報不要者数   35 −     メールマガジン配信数  62 +1  \(^_^)/ ・今後の予定: 特別研究集会 2002年3月開催として計画中 学会誌    年4回発行(2000年度分完了,2001年度分を11月から順次刊行) 会報     年4回発行(済み=4・6・9月,次号は12月) 新名簿配付  9月号会報に同封 次期役員選挙 開票完了,会長ならびに理事当選者への連絡が進んでいる。       (とのこと。事務局が担当しているわけではありませんので) ・もっと最新の情報については下記URL「事務局日誌」をご参照ください。   -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆毎度のエンディング・メッセージ ・このメールマガジンは,擬似的なメーリングリスト機能を持たせたいと思っ  ております。メールマガジンそのものに関する議論に留らず,日本図書館情  報学会に関することや,図書館界や情報学全般に関する種々の話題に関する  議論や問題提起等をお待ちしております。 ・まだメールマガジン登録者数が多くありませんので,できるだけ情報がよく  回りますよう,メール転送等によって,ぜひほかの会員とも情報を共有して  ください。 ・このメールマガジン(実験版)のバックナンバーは,以下にあります。   ■■