◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 日本図書館情報学会 メールマガジン 実験版   No.E37 (04/Feb/2002)            日本図書館情報学会事務局            email: muransky@asu.aasa.ac.jp            WWW: http://wwwsoc.nii.ac.jp/jslis/index.html ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ■目次 ◆埼玉県立文書館より:平成13年度第2回収蔵文書展「行政情報史の130年」 ◆学会宛寄贈資料・受信文書の報告 ◆日本図書館情報学会最新情報 ◆事務連絡 なし ◆毎度のエンディング・メッセージ -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆埼玉県立文書館より:平成13年度第2回収蔵文書展「行政情報史の130年」       http://www.pref.saitama.jp/A20/BA18/index.html             ※日本図書館情報学会事務局より:上記展示の              ご案内をいただきました。県庁における文書や              出版物などの紙による「情報」の歴史を,「電              子県庁」構想と対比させながら紹介する展示だ              そうです。  「地域の情報化」や「IT革命」が進む中で,埼玉県庁でも文書を電子化 し,インターネットによる情報の提供や行政手続きのオンライン化等を内容 とする「電子県庁」を平成15年度から稼働させるための準備が進められてい ます。県庁文書は,130年続いた紙の時代から「電子文書」が主役の時代に 移り,行政情報の在り方も埼玉県誕生期以来の大変革を迎え,その重要性が ますます大きくなろうとしています。  しかし,行政にとって情報が重要視されたのは,コンピュータやインター ネットの発達による現代社会のことだけではありませんでした。明治4年に 埼玉県が設置されてから,それぞれの時代で,それぞれの媒体や技術により, 行政情報は様々な形で蓄えられ,伝えられ,活用が図られてきました。  近世から近代へと大きな変革を遂げた明治維新期,誕生したばかりの埼玉 県庁では,行政情報を県民に伝えるために,印刷技術の導入や制度の革新に 努めました。また,昭和58年には県民の側から公文書の公開を請求できる情 報公開制度が始まりました。そうしたことは行政情報史上の歴史的な出来事 でありました。  昭和44年には文書館が開館し,歴史的な公文書の県民への提供を始めまし た。公文書は,県民や県職員が様々な活動を展開する上で活用することので きる最も基本的な資料であり,県民の共有財産でもあります。これを収集し 整理を行い,永く後世に伝えていく役割を有している文書館の設置は全国的 にも先進的なものでありました。  本展示では,埼玉県の設置から「電子県庁」構想までの130年に及ぶ「県 庁文書の情報史」を当館収蔵文書を中心に紹介したいと思います。  終わりに,本展示を開催するにあたり貴重な資料を御提供いただきました 寄贈・寄託者の方々,また,御協力をいただきました関係各位に対し,深く 感謝申し上げます。                          平成14年1月                             埼玉県立文書館 ◇期間:平成14年1月26日(土)〜3月17日(日)       休館日/月曜日・月末日・祝日・2/12 ◇ホームページでも同様の「電子展示」。年中無休,24時間オープン。       http://www.pref.saitama.jp/A20/BA18/joho130.html -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆学会宛寄贈資料・受信文書の報告 ◇雑誌・ニューズレター等 ・アート・ドキュメンテーション研究会  「アート・ドキュメンテーション通信」No.52(2002.1.25)。  ※小特集・未来のアート・ライブラリアンたちに:次世代へのメッセージ   画像ドキュメンテーションの現在,ほか ・中国図書館学会「中国図書館学報」 Vol.21, No.5 (2001.5; 通巻No.135),  No.6 (2001.6; 通巻No.136)
 ※とびとびで来るのは,先方が間引きして送られてるのか,それとも,   遣唐使のように東シナ海で沈没したりしているのか...  ※きれいな新年カードも送っていただきました。 ・大学図書館問題研究会「大学の図書館」Vol.20, No.11-12 =通巻336-7号  (2001.11,12)  ※第32回全国大会記録(11),笠学「法学分野の資料の行方」,「小特集:   大学政策と大学図書館」,ほか(以上12) ・西日本図書館学会『図書館学』No.79(2001.09)
・日本学会事務センター『SCIENTIA』No.12(2001.12).
 ※太田新之介「普請といふこと」,鄭躍軍「再生なるか日本の林業:森林   の保全と『森林経営』」,稲葉裕「疫学者,『倫理』に取り組む:ガイ   ドライン作成をめぐって」,佐藤良明『医療からビジネスへ:富と差別   のゲノム時代」,樋野興夫(編集顧問)「人爵 vs 天爵:『遣りの者』か   ら」,今野省造(専務理事)「師走に寄せて」ほか ・「学会センターニュース」 No.326(2001.12.20)  ※各研究団体の催事情報ほか。   催事情報の最新情報は,http://wwwsoc.nii.ac.jp/capj/index.html  ※ほかに,国際交流基金日本研究等研究招聘者リスト,公募情報(自然科   学や医学に関するもの) ◇報告書等 ・公立大学協会図書館協議会  「平成13年度公立大学実態調査表(附属図書館編)」 ◇案内等 ・日本図書館協会,それから会員の方から賀状をいただきました。 ・国土交通省国土計画局首都機能移転企画課:「新時代」Vol.26(2001.12)  ※首都機能移転に係るニューズレター;パンフレットも,定期的にいただ   いております。 ・DM:日本マンガイラストレーターズセンター 「イラスト素材集の案内」  ※なんでこの学会に.... -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆日本図書館情報学会最新情報(2002年2月4日現在) ・会員動向:     個人会員 670 (名誉会員 2 正会員 602 学生会員 66)     機関会員  61 (賛助会員 4 団体会員 57)     総計   731 ・電子メール関係:     メール版会報配信数  407 +  \(^_^)/     印刷版会報不要者数   35 −     メールマガジン配信数  63 −  \(^_^)/ ・今後の予定: 学会誌    年4回発行(Vol.47,No.3をまもなく刊行;以下,順次刊行) 会報     年4回発行(次号は,新年度の4月号) 新名簿配付  9月号会報に同封 次期役員選挙 完了,12月号会報にて報告 ・もっと最新の情報については下記URL「事務局日誌」をご参照ください。   -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◆毎度のエンディング・メッセージ ・このメールマガジンは,擬似的なメーリングリスト機能を持たせたいと思っ  ております。メールマガジンそのものに関する議論に留らず,日本図書館情  報学会に関することや,図書館界や情報学全般に関する種々の話題に関する  議論や問題提起等をお待ちしております。 ・まだメールマガジン登録者数が多くありませんので,できるだけ情報がよく  回りますよう,メール転送等によって,ぜひほかの会員とも情報を共有して  ください。 ・このメールマガジン(実験版)のバックナンバーは,以下にあります。   ■■