◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 日本図書館情報学会 メールマガジン    No.129 (2007/1/29)       日本図書館情報学会総務委員会       email: jslis-info@slis.tsukuba.ac.jp       WWW: http://wwwsoc.nii.ac.jp/jslis/index.html ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ■目次 ◆筑波大宅図書館情報メディア研究科プロジェクト研究 「公共図書館の制度的枠組みと基盤機能の研究」 研究会のお知らせ ----------------------------- ◆筑波大宅図書館情報メディア研究科プロジェクト研究 「公共図書館の制度的枠組みと基盤機能の研究」 研究会のお知らせ 筑波大宅図書館情報メディア研究科プロジェクト研究 「公共図書館の制度的枠組みと基盤機能の研究」では、 下記のとおり研究会を開催いたします。参加ご希望の方は 各回の連絡先まで、メールでご連絡ください。 <2月2日> 1.テーマ  「公貸権と著作権制度」 2.日 時  2月2日(金)14:00〜16:00 3.場 所  筑波大学春日キャンパス 情報メディアユニオン3階 共同研究会議室 4.講 師  立教大学法学部         上野達弘 助教授 5.趣 旨  いくつかの諸外国においては、いわゆる公貸権制度が設けられている。わが国 においても、著作権制度の改正をめぐる議論において公貸権制度を導入すべきか ということが論点の一つになっている。ただ、公貸権制度は、公共図書館におけ る貸し出しについて著者が一定の補償金を受ける制度としてひとまず定義できる としても、諸外国におけるその実像は極めてバラエティに富んでいる。そこで、 公貸権制度の意義についてあらためて検討した上で、著作権制度と公貸権制度に ついて、それぞれの制度趣旨を意識しつつ検討を行う。 6.連絡先:村井麻衣子 <2月9日> 1.テーマ  「図書館と市民の協働」 2.日 時  2月9日(金)14:00〜16:00 3.場 所  筑波大学春日キャンパス 情報メディアユニオン3階 共同研究会議室 4.講 師  よこはまライブラリーフレンド代表/横浜市立図書館のあり方懇談会委員         依田和子氏 5.趣 旨  これまで公共図書館は、図書館内部で運営・管理にかかわる問題点を克服し利用者サービ スの向上を目指してきた。しかし運営主体が官から民に移行しつつある中で、公共図書館 はサービスモデルを大きく転換する時期にさしかかっている。またPFIをはじめとする新 しい経営手法の導入によって、住民の図書館活動への参画の可能性が問われている。本研 究会では、横浜市の図書館行政に住民の代表として長くかかわってきた依田和子氏に、住 民が図書館活動に関わる契機、一般市民と行政側の仲介者としての活動の意義などについ てお話いただく。 6.連絡先:吉田右子(yyoshida@slis.tsukuba.ac.jp) <2月13日> 筑波大学知的コミュニティ基盤研究センターとの共催 1.テーマ  E-government and Public libraries in Japan 2.日 時  2月13日(火)13:00〜15:00 3.場 所  筑波大学春日キャンパス 情報メディアユニオン3階 共同研究会議室 4.講 師  Dr. Rowena Cullen        (筑波大学知的コミュニティ基盤研究センター外国人研究員) 5.趣 旨  Dr Cullen's talk will include a brief overview, and definitions of e-government, and the goals of the Japanese government for e-government advancement in Japan at the level of national and local government. Some notable present and future e-government applications at local government level will be discussed, along with the contribution that public libraries can make in this area. Dr Cullen will outline how public librarians can use their expertise to enhance the benefits that Japanese citizens can get from e-government by improving online library services, and developing expertise in e-government. After looking at some examples of what two New Zealand public libraries are doing in this area, Dr Cullen will open up discussion on a research and development agenda in this area for Japan's public library leadership. 6.連絡先:吉田右子(yyoshida@slis.tsukuba.ac.jp) ----------------------------- ・このメールマガジンは,擬似的なメーリングリスト機能を持たせたいと思っ  ております。メールマガジンそのものに関する議論に留らず,日本図書館情   報学会に関することや,図書館界や情報学全般に関する種々の話題に関する   議論や問題提起等をお待ちしております。 ・まだメールマガジン登録者数が多くありませんので,できるだけ情報がよく  回りますよう,メール転送等によって,ぜひほかの会員とも情報を共有して   ください。 ・このメールマガジンのバックナンバーは,以下にあります。   ■■