◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆  日本図書館情報学会 メールマガジン      No.312 (2016/8/11)                   日本図書館情報学会総務委員会                      E-mail: somu@jslis.jp                      WWW: http://www.jslis.jp/ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ■目次 ◆人文科学とコンピュータシンポジウム(じんもんこん2016)のお知らせ -------------------------------------------------------------------- ◆人文科学とコンピュータシンポジウム(じんもんこん2016)のお知らせ 人文科学とコンピュータシンポジウム(じんもんこん2016) 『人文学情報の継承と進化〜ビッグデータとオープンデータの潮流の中で〜』  http://jinmoncom.jp/sympo2016/ ○日程 2016年12月9日(金)〜11日(日) ○会場 国文学研究資料館 ・ 国立国語研究所 (東京都立川市) ○主催 情報処理学会人文科学とコンピュータ研究会(IPSJ SIG-CH) ○主なスケジュール 募集開始     2016年7月6日(水) 概要論文締切   2016年9月8日(木) 論文採否通知   2016年10月4日(火) カメラレディ締切 2016年11月3日(木) ○開催趣旨  1999年に第1回「人文科学とコンピュータシンポジウム〜過去・現在・未来(じんもんこん1999)」が 開催されてから17年になります。この間の情報技術の進歩には目を見張るものがあり、かつては 思いもつかなかった大規模なデータを処理できる環境がようやく実現されつつあります。ビッグデータ 活用に向けて、機械学習の基礎と応用の研究が発展し、とりわけ深層学習の研究による、画像・音声・ テキストなどの情報処理の分野では精度向上や技術展開について活発な成果報告がなされています。 近年のじんもんこんにおいては、これらの情報処理技術を人文学情報に応用した研究成果が報告されています。 しかし、人文学情報を提供していくには、技術的課題ばかりではなく、著作権による公開の制限、 情報資源を維持していく体制の確保など、現実的な課題も多く存在します。さらに、有用な情報資源で あったとしても、他分野の研究者からみれば、活用したり別の情報資源と関連づけたりするのが困難な ものも少なくありません。このような問題に対し、じんもんこんはさまざまな人文学情報について、 学際的に情報収集し、他分野と関連づけ展開していくために、LODなどオープンデータに関する研究交流の場を 提供してきました。拡充された人文学情報には、今後、ビッグデータを扱う高度な処理の適用が期待されます。 いままさに、じんもんこんには、そうした研究を発展させ人文学情報の継承と進化を推進していく役割が求められているのです。  そこで、本シンポジウムでは、大規模学術フロンティア促進事業「日本語の歴史的典籍の国際共同研究 ネットワーク構築計画」を推進する国文学研究資料館と、言語処理や音声処理の研究など幅広い分野にも利活用される コーパス・データベースの構築を推進している国立国語研究所を会場として、人文学情報資源についての成果と 課題を共有することを目指します。そして多彩な人文学情報を継承し発展させていくための、じんもんこんにとっての ミッションを考える機会にしたいと考えています。 ○主なトピック デジタル・アーカイブ(記録、保存もしくは活用に関する技術、事例、理論など)、保存科学、文化財防災、 MLA連携、デジタル博物館、デジタル化文書、ドキュメンテーション、古学・歴史学・文献学・言語学などの 人文系諸学を含むデジタル・ヒューマニティーズ、人文情報学、時空間情報、視覚化、データ・マイニング、 色彩情報処理、情報技術を用いた教育、WEB活用、情報検索、メタデータ、知的財産権・著作権課題など、 広く人文科学とコンピュータ研究会の理念に即したテーマ、事例、現状批判、問題提起などについてのご発表も広く歓迎いたします。 ○発表形式 ・口頭発表:口頭発表での持ち時間は30分(発表25分,質疑5分)です。 ・ポスター発表:ポスターを掲示しての発表を実施します。 ○問い合わせ先 じんもんこんシンポジウム2016実行委員会 sympo2016contact■jinmoncom.jp(■を@に変えてください) 皆様からの積極的な論文発表とご参加をお願いいたします。 -------------------------------------------------------------------- ・このメールマガジンは,図書館情報学や図書館に関する情報の提供を主な  目的として,当学会会員(希望者)を対象に不定期に発行されています。 ・掲載を希望される場合(非学会員も可)は,記事原稿を当学会総務委員会 (somu@jslis.jp)まで電子メールにてご送付ください(「件名」は「メール  マガジン掲載希望」)。なお,送付いただいた記事原稿は編集する場合が  あります。掲載までに時間がかかる場合や掲載できない場合があります。 ・メールマガジンの配信先変更は当学会ウェブサイトの会員情報の変更を参考  の上(http://www.jslis.jp/membership_3.html),当学会事務局までご連絡  下さい。 ・このメールマガジンは,等幅フォントで最適化されています。 ・バックナンバーは,当学会ウェブサイト(http://www.jslis.jp/mm/)に  掲載されています(発行から一定時間経過後に掲載いたします)。 --------------------------------------------------------------------