◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆  日本図書館情報学会 メールマガジン      No.322 (2017/1/10)                   日本図書館情報学会総務委員会                      E-mail: somu@jslis.jp                      WWW: http://www.jslis.jp/ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ■目次 ◆2016年度 鶴見大学文学部ドキュメンテーション学科国際講演会のお知らせ -------------------------------------------------------------------- ◆2016年度 鶴見大学文学部ドキュメンテーション学科国際講演会のお知らせ 以下の内容で、国際講演会を開催いたします。大学生向けの授業ですが、講師である ノースカロライナ大学チャペルヒル校 図書館情報学科長・教授Gary Marchionin先 生が情報行動分野の碩学でいらっしゃることに鑑み、講演を一般公開いたします。ぜ ひ事前お申し込みの上ご参加ください。 講演内容: 学習プロセスとしての情報探索Information Seeking as a Learning Process 講師: ゲーリー・マーキオニーニ Gary Marchionini 教授(ノースカロライナ大学 チャペルヒル校 図書館情報学科長) 日時: 2017年1月21日(土) 午後1時開始(1時間半を予定。終了後懇談会有) 会場: 鶴見大学記念館 第一講堂  http://www.tsurumi-u.ac.jp/about/accessmap/index.html 参加費: 無料 申し込み・問い合わせ先: 鶴見大学文学部ドキュメンテーション学科 河西由美子 kasai-y★tsurumi-u.ac.jp(★部分を@に変えてご送信ください。メールタイトルに 「国際講演会申し込み」とご記載ください。) 講演概要(講師による概要の日本語訳): 人は様々な目的で情報を探すが、その多 くは課題が明確な活動においてである。情報探索が進行する際、探す当事者の知識状 況は、その課題解決に近づくにつれて変化する。本講演では多様な情報探索戦略と、 情報探索者が戦略を立て実行するために活用する方策について述べるものである。そ れらの方策や戦略は、生活のすべての面での成功のカギとなる基本的な学習のプロセ スである。情報探索の目的、個人の経験や能力、情報資源の使用可能性のすべてが情 報探索の成果に影響を及ぼす。電子的情報源は、情報探索の高速化とその範囲の拡大 をもたらしているが、同時に検索結果の選別や評価、総合的な情報探索過程のチェッ クに、より高い技能を要求してもいる。21世紀を生き抜く秘訣は、情報探索の方策と 戦略を学ぶことにかかっていると言えるだろう。 講師紹介: マーキオニーニ氏は米国の情報行動研究者である。情報行動研究とは、 図書館情報学分野における利用者研究 (user studies) の一領域であり、図書館や図 書館資料の活用をはじめ人間の情報に関わる行動を観察・分析しモデルを導出する、 さらには研究知見から効果的な情報探索方法を提案する等、実践と研究の循環が活発 な領域である。 近年はことに、電脳空間における情報の偏在が重要な研究課題となっており、伝統的 な活字資料との対比において、様々な新たな研究が実施されその知見が示されつつあ る。 マーキオニーニ教授は、Association for Information Science and Technology (ASIS&T)から、その業績に対し2015年情報行動研究功労賞(Outstanding Contribution to Information Behavior Research Award)を授賞されたことからも明 らかなとおり、多年に亘る優れた研究成果を誇る当該分野の権威として知られてい る。 -------------------------------------------------------------------- ・このメールマガジンは,図書館情報学や図書館に関する情報の提供を主な  目的として,当学会会員(希望者)を対象に不定期に発行されています。 ・掲載を希望される場合(非学会員も可)は,記事原稿を当学会総務委員会 (somu@jslis.jp)まで電子メールにてご送付ください(「件名」は「メール  マガジン掲載希望」)。なお,送付いただいた記事原稿は編集する場合が  あります。掲載までに時間がかかる場合や掲載できない場合があります。 ・メールマガジンの配信先変更は当学会ウェブサイトの会員情報の変更を参考  の上(http://www.jslis.jp/membership_3.html),当学会事務局までご連絡  下さい。 ・このメールマガジンは,等幅フォントで最適化されています。 ・バックナンバーは,当学会ウェブサイト(http://www.jslis.jp/mm/)に  掲載されています(発行から一定時間経過後に掲載いたします)。 --------------------------------------------------------------------