日 本 図 書 館 情 報 学 会 会 報No.107 HTML版 2003年1月日本図書館情報学会事務局 |
2003年度の春季研究集会を下記の要領で開催します。研究発表申込の受付を開始しますので,ふるってご応募ください。
研究集会プログラムの発表と参加申込の受付とは,4月刊行予定の会報で行います。春季研究集会関係の情報は、学会のホームページ(
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jslis/index.html)でも随時提供します。会員多数のご参加をお待ちしております。
記
日時:2003年5月17日(土) 10:00〜17:00
(時間は変更される可能性があります)
場所:大阪市立大学医学部医療研修センター
大阪市阿倍野区旭町1−2−7 あべのメディックス7階
地下鉄御堂筋線「天王寺」駅徒歩約5分)
参加費 会員1,000円,非会員2,000円
<発表募集要領>
応募資格:日本図書館情報学会の正会員および学生会員(共同発表の場合,筆頭発表者が正会員または学生会員であること)
発表時間:1件30分(発表時間20分,質疑応答10分)
申込方法:別紙「2003年度春季研究集会研究発表申込書」に必要事項を記入の上,下記研究委員会春季研究集会担当宛に電子メールか郵便でお送りください。なお,受理された申込書はWeb上で公開する予定です。あらかじめご承知おきください。
申込締切:2003年3月14日(金)
発表要旨の提出:発表することが決まった場合には,A4判で4枚の発表要綱を作成し,4月25日(金)までに原稿を春季研究集会事務局宛に送っていただきます。
発表のための機材:実物投影機(OHC)およびパソコンによるディスプレイ(Power Point)装置が使用可能です。
<日本図書館情報学会研究委員会春季研究集会担当>
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学文学部 田村俊作気付
TEL & FAX 03-5427-1222 E-mail:tamaran@slis.keio.ac.jp
<研究大会・春季研究集会における発表のルールについて>
研究大会および春季研究集会は次のようなルールの下に統一的に運用されています。発表希望者はルールをご確認の上発表申込をしてください。
(1) 個人会員(正会員・学生会員)は研究大会および春季研究集会において同様に発表の権利をもつ。
(2) 研究発表は他で公表していないオリジナルなものに限るものとする。
(3) 個人会員が一度の研究大会あるいは春季研究集会において個人発表および共同発表の筆頭発表者となることは,合わせて1回を原則とする。
(4) 共同研究の筆頭発表者は個人会員でなければならない。
(5) 発表要綱の原稿は,発表内容を論文の形式で記述するものとする。
(6) 発表プログラム公表後のプログラムの変更は原則として認めない。
お 知 ら せ |
◆科学研究費審査の変更点と申請のすすめ
すでに今年度4月の「会報」104号「会長挨拶」で触れられておりますように,科学研究費補助金の審査について大きな変更がありましたのであらためて整理してお知らせします。
(1)「情報図書館学」の審査カテゴリーが新設されました。
科学研究費補助金のうち基盤研究,萌芽研究,若手研究などは,研究分野毎に審査が行われていますが,この分野の変更が行われました。本学会に関わるものでは,[分野]複合領域,[分科]情報学,[細目]情報図書館学・人文社会情報学が新たに設けられ,これがさらに「情報図書館学」と「人文社会情報学」に分割されています。「情報図書館学」に対応しているキーワードは「図書館学」「情報図書館学」「図書館情報システム」です。
(2) 本学会は「情報図書館学」カテゴリーにのみ審査委員を推薦しました。
審査は日本学術振興会の科学研究費委員会で行われますが,慣例的に審査委員は日本学術会議が推薦することになっています。従来から本学会は,学術会議の教育学研究連絡会議(教育学研連)と情報学研究連絡会議(情報学研連)に登録していて,両方の研連からの依頼により教育学と情報学の2分科で審査委員を推薦していました。しかしながら,今年度から上記の変更に伴い,「情報図書館学」のところに一本化されて審査委員を推薦しています。以前に比べて推薦委員の数も増えています。
審査カテゴリーが一本化されたこと,また本学会推薦の審査委員の数が増えていることを念頭におかれて,できるだけ多くの会員が申請されることをお願いいたします。なお,科研の申請書を含めた書類一式は日本学術振興会のホームページ(
http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/keikaku.html)などから容易にダウンロードできます。申請書はワープロソフトで直接記入できるようになったので,以前に比べて書類づくりが楽になっています。来年度の申請はすでに締め切られていますが,次年度以降の申請において是非ともご検討下さい。
◆2002年度学会賞・奨励賞
2002年度の日本図書館情報学会賞および奨励賞について学会賞選考委員会において選考いたしましたが,いずれも該当作がなかったことを報告します。
◆2002年度研究助成金の決定
2002年度の研究助成について,下記の2件について50,000円ずつ支出しました。
・作野誠(愛知学院大学教務課・名古屋市立大学経済学部研究員) 「図書館のレファレンスサービスを利用した市民公開講座資料作成の事例」
・鈴木守(図書館情報大学大学院) 「アメリカにおける学校図書館と公共図書館との関係に関する史的考察」
◆学会誌の電子版に関するお知らせ
国立情報学研究所電子図書館サービスNACSIS-ELS)で提供されている,本学会学会誌データへの直接アクセスが可能となりました。(これまでは,毎回,学協会名や雑誌名で検索する必要がありました)
URLは以下のとおりです。
・日本図書館情報学会の刊行する雑誌一覧
<
http://els.nii.ac.jp/dsearch.php3?soc=soc010130>・収録号一覧
・・図書館学会年報
<
http://els.nii.ac.jp/dsearch.php3?ncid=AN00173367>・・日本図書館情報学会誌
<
http://els.nii.ac.jp/dsearch.php3?ncid=AA11333306>以上は日本語(非SSL)版のURLです。それ以外の場合は,"http://els.nii.ac.jp/dsearch.php3?"の部分を以下のように変更。
・日本語(SSL)版 https://els.nii.ac.jp/dsearch.php3?
・英語(非SSL)版 http://els.nii.ac.jp/els-e/dsearch.php3?
・英語(SSL)版 https://els.nii.ac.jp/els-e/dsearch.php3?
日本図書館情報学会ホームページの「学会誌」ページからもリンクしております。また,電子図書館サービスの利用申請等詳細については,国立情報学研究所電子図書館サービスのトップページ <http://els.nii.ac.jp/> をご参照ください。
◆『図書館情報学用語辞典』第2版の刊行
日本図書館情報学会用語辞典編集委員会編『図書館情報学用語辞典』第2版(丸善 刊)は,2002年8月30日に大手書店・大学生協に配本されました。また,並行して,執筆者贈呈分の送付も行なわれております。
◆『日本図書館情報学会誌』投稿募集
投稿はいつでも受け付けております。会員の皆様,どうぞ,ふるってご投稿ください。投稿にかかわる要領等は,第48巻2号(2002年6月発行)に掲載してありますので,ご参照願います。投稿規程が改定されていますので,新しい投稿規程に基づいて投稿されますよう,お願い申し上げます。
投稿原稿の送付先・連絡先は,下記の通りです。
〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25
青山学院大学文学部 小田光宏方
日本図書館情報学会編集委員会
Email:
m-oda@cl.aoyama.ac.jp
◆学生会員の基準
近年,学生会員が着実に増加しています。研究の振興を目的とする団体としては非常に喜ばしいことであり,今後も学生会員の数のさらなる増加が望まれます。
一方,昨今の社会人入学の増加等により,多様な「学生」が見られるようになりました。学生会員については,学会規約において「図書館情報学を研究している学生,および図書館情報学に関心のある学生」と定められていますが,さらに細かい基準が必要となりました。そこで常任理事会において議論を重ね,一定の付則的な運用規則として基準を設けています。
これまで,この基準は入会申込や会員種別変更の申込を受けた際に説明するのみでした。そこで,全会員にこの基準をおしらせします。
(1) 学生会員として認める対象は,原則としてフルタイムの学生とする
(2) 「聴講生」「科目等履修生」「研修生」等は学生会員として認めない
(3) 大学院課程在籍の学生会員が修了後に「研究生」として残る場合は,そのまま学生会員として認める
(4) 学籍があっても,フルタイムの職に就いている場合は正会員とする
(5) 卒業後に学籍を離れてインターンシップに従事する場合は正会員とする
(6) 学生会員となる要件を満たしていても,正会員となることができる
学生会員の方は,卒業・修了等で学籍を離れる際,すみやかに事務局までご連絡くださるようお願いします。通信総会や年会費請求の関係上,遅くとも各年度の5月末までにおしらせください。学生会員の所属校の教員におかれましても,ご留意くださいますようお願いいたします。
また,入会希望者に相談された場合には,必要に応じて以上の基準をあわせておしらせください。
◆機関名変更に伴う名簿記載データの更新
日本図書館情報学会では,名簿データの更新はご本人からの申請に基づいて行なっております。変更がございましたら,ご連絡をいただければ幸いです。
なお今回,図書館情報大学の改組がありましたが,これに際しても,この原則を適用させていただきたいと思いますので,関係者の皆様には誠にお手数ですが,個別にご連絡をくださいますようお願い申し上げます。
◆異動(名簿記載事項変更)について
muransky@asu.aasa.ac.jp)までご一報ください。会報電子メール版(通常版/速報版)をお送りするほか,メールアドレスを公開している会員の名簿を送付します。また,事務局との連絡・通信も電子メールが最も効率的です。(1)転居・人事異動等による名簿記載事項の変更がありましたら,お早めにおしらせください。その際,電子メールアドレスの変更についても(もしあれば)お忘れなく。会費納入の際に通知される場合は,「通信欄」に明記してください。
(2)上述のとおり,学生会員の方が修了・卒業等で学籍を離れた場合,学生会員となる資格を失うことになりますので,ただちにご連絡ください。正会員への変更の際,いったん退会して再入会する必要はありません。学校関係者の方もご留意いただければ幸いです。
(3)退会は会計年度を考慮の上,ご通知ください。2002年度を以て退会される場合は,2003年3月末までに(遅くとも2003年度の会費請求の始まる5月末までに)ご連絡ください。
(4)電子メールアドレスを取得されましたら,ぜひ事務局(
メールアドレスをおしらせくださるときは,以下の点を明記してください。
1)名簿への記載の可否
2)紙媒体の会報の要・不要
何も註記がない場合は,「メール版と紙媒体の会報の両方を希望,名簿記載可」と解釈します。
メールマガジンの参加者も引続き募集中です。メール版会報とは別のメディアですので,別途登録が必要です。あわせてよろしくお願いします。
第
51回日本図書館情報学会研究大会のご案内
2003年度の第51回日本図書館情報学会研究大会は茨城県つくば市の筑波大学春日キャンパス(旧・図書館情報大学)を会場に行われます.
日 程:
2003年10月25日(土),26日(日)会 場:筑波大学春日キャンパス(茨城県つくば市春日
1-2)事務局:第
51回日本図書館情報学会研究大会事務局(
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/jslis51/)〒
305-8550 つくば市春日1-2 筑波大学図書館情報学系e-mail: jslis-51st@slis.tsukuba.ac.jp
実行委員長:寺田光孝(筑波大学図書館情報学系教授)
事務局長:吉田右子(筑波大学図書館情報学系助教授)
懇親会:
2003年10月25日夕刻(詳細未定)オークラ フロンティアホテルつくば 本館
3階にて
交 通:(詳細は
http://www.tsukuba.ac.jp/menubar/access.htmlを参照)1.東京駅八重洲南口より「つくばセンター」行き高速バス 終点下車(約65分),徒歩10分
2.羽田空港より「つくばセンター」行き高速バス 終点下車(約120分),徒歩10分
3.JR常磐線ひたち野うしく駅下車
駅東口「筑波大学中央」または「建築研究所」行きバス(約
30分),吾妻小学校前下車,徒歩1分4.JR常磐線土浦駅下車
駅西口「筑波大学中央」行きバス(約
30分),吾妻小学校前下車,徒歩1分宿泊案内
(最寄のホテルに大会参加者向け85室を確保し,割引料金を設定しました)オークラ フロンティアホテルつくば(〒
305-0031 つくば市吾妻1-1364-1)TEL 0298-52-1112, FAX 0298-52-5623, http://www.okura-tsukuba.co.jp/
シングル 本館
9,800円,エポカル(別館) 9,000円ツイン 本館
18,000円(以上は
1室あたりの料金で,朝食・税金・サービス料を含みます)交通:つくばセンター〜本館 徒歩
1分,春日キャンパス〜本館 徒歩10分つくばセンター〜エポカル 徒歩
10分,春日キャンパス〜エポカル 徒歩20分注意:
2003年9月15日までに電話またはFAXにて直接予約してください(受付中)予約時には日本図書館情報学会研究大会の参加者であることを申し出てください
期限以前でも大会向けの客室予約枠を使い切った時点で受付が終了します
例年,秋のつくば市では国際会議や学会が多数開催され,直前のホテル予約は
難しくなります.早めにご予約くださるようお願いします.
◆
本学会後援行事のおしらせ:第
34回国際シミュレーション&ゲーミング学会大会(ISAGA2003)※日本図書館情報学会では,この行事を後援します。
詳細はメールマガジン
58号にて既報。主 催:日本学術会議,日本シミュレーション&ゲーミング学会
期 間:
2003年8月25日(月)〜8月29日(金) 5日間会 場:かずさアカデミアパーク
(千葉県木更津市)主 題:シミュレーション&ゲーミングの社会的貢献と責任
連絡先:日本シミュレーション&ゲーミング学会事務局
223-0062 神奈川県横浜市港北区日吉本町1-4-24
科学技術融合振興財団内
(事務局長 湯浅太郎)電話
045-562-5447 FAX 045-562-6232会員 3万円 非会員 4万円 シニア 2万円 学生 1万円 一日のみの参加 1万円参加費:日本図書館情報学会は,
ISAGA2003の後援学会であるため,その会員は,会員扱い。
論文発表の申し込み締め切り:
2003年4月1日
※詳細・最新情報は,
http://www.isaga2003.org/参考情報は,
http://www.jasag.org/