No.109 HTML版       2003年6月

日本図書館情報学会事務局
〒480-1197 愛知県愛知郡長久手町 大字長湫字片平9
愛知淑徳大学文学部図書館情報学科内 
電話:0561-62-4111(内線455)
FAX:0561-63-9308(村主宛)
事務局長e-mail: muransky@asu.aasa.ac.jp
学会ホームページ: http://wwwsoc.nii.ac.jp/jslis/index.html
郵便振替口座:00160-5-45759 (口座名義=日本図書館情報学会)

 

No.109 HTML版 内容一覧

■2003年度議案提出にあたって

■2003年度定例(通信)総会

 ◆【第1号議案】 2002年度事業報告

 ◆【第2号議案】 2002年度決算報告

 ◆ 2002年度監査報告

 ◆【第3号議案】 2003年度事業計画案

 ◆【第4号議案】 2003年度予算案

■学会50周年記念行事について

■第51回日本図書館情報学会研究大会のご案内

■研究大会・春季研究集会における発表のルール

■BIBLIS 2の刊行と会員への頒布について

■ERIC改革案に関する反対運動について

■各委員会・事務局から

 ◆学会賞および学会奨励賞候補の募集

 ◆2003年度の会費納入

 ◆2004年度研究大会(速報)

 ◆委員会の設置と休止

 ◆文献目録委員会から:抜刷送付のお願い

 ◆『日本図書館情報学会誌』投稿募集

 ◆異動(名簿記載事項変更)について

 ◆電子メール・アドレスについて

■関連機関からのおしらせ

 ◆平成15年度筑波大学公開講座(現職教育講座)の開催

■第51回日本図書館情報学会研究大会 研究発表申込書

 

2003年度議案提出にあたって

会 長  上 田 修 一

 ここに前年度の事業報告と決算報告,本年度の事業計画案と予算案を総会議案として提出いたします。ご検討の上,投票をお願い申し上げます。

 最初に,本学会の事業と予算について概況を説明いたします。

 本学会では,図書館情報学の発展のための研究活動を中心とした事業を行なっております。具体的には,研究発表の場を設け,学会誌を刊行し,研究集会を開き,また,研究助成,学会賞の授与,研究の基盤となる文献目録データベースの作成,出版物の編纂,会員への広報活動などの事業などであり,これらを各委員会のもとで行ない,成果をあげています。

 昨年度の事業報告ですが,特別研究集会以外の事業を予定通り行なうことができました。まず,多くの会員の方々からの協力を得た執筆作業,編集委員会による編集作業を行なってまいりました『図書館情報学用語辞典第2版』を刊行することができました。春の研究集会,秋の研究大会ともに多くの研究発表が行なわれ,多数の参加者を得ました。また,学会誌も順調に刊行されました。文献目録データベースのCD?ROM版を作成しました。「シリーズ・図書館情報学のフロンティア」の第2集を刊行しました。会報,ホームページを通じて広報活動を行ないました。

 前年度の一般会計の決算では,約127万円の繰り越しが生じています。これは,第一に本年度に予定している創立50周年事業のために前年度は節約に努力したためであり,第二に文献目録データベースの作成費用について科学研究費補助金(研究成果公開促進費)による補助が得られたためです。

 本年度は,継続的な活動に加えて創立50周年事業を行ないます。この事業の概要については,別に案内しておりますが,10月に筑波大学において開催される研究大会にあわせて記念式典,祝賀会,記念講演会,記念シンポジウムを開催致しますので,ふるってご参加下さいますようお願い申し上げます。また,それまでに記念誌を編集,刊行いたします。

 さらに,創立50周年事業の一環として,共同研究を企画し,科学研究費補助金を申請したところ,幸いにも3年間で約2,400万円の研究費補助を受けることができました。研究課題は,図書館情報学教育の再構築であり,会員の方々と関連組織,機関の協力を得て調査,研究を進め,図書館情報学教育の実態を把握し,提言を行なう計画を立てております。随時,シンポジウムや研究会を開催し,成果を公表するとともに議論の場を設けますので,ご協力下さいますようお願い申し上げます。

 創立50周年事業の財源について憂慮しておりましたが,昨年度の節約分を充てることにより賄う目途が立っております。

 本年度の一般会計予算では,本年度も文献目録データベースの作成費用について科学研究費補助金を得ることができたため,本来は,文献目録データベースの作成のために予定していた費用を予備費として計上しております。しかし,学会予算に余裕があるわけではありません。本年度も予算規模に応じた事業を行ないます。

 創立50周年事業以外の各事業の本年度の計画は次の通りです。

 まず,研究委員会関係では,今年度の春季研究集会は,すでに5月17日に大阪市立大学において開催しました。研究大会は,10月25日(土)と26日(日)の両日,筑波大学を会場として開催します。また『図書館情報学のフロンティア』の第3集を刊行します。

 編集委員会のもとで学会誌を刊行してまいります。

 文献目録委員会では,新規データの入力を継続します。

 企画委員会は休止し,創立50周年事業にともなう各種集会を開催いたします。

 総務委員会では,会員の便宜と会員増を目標に,引き続き学会のホームページの維持管理を担当し,今年度も会員数の増加を図ります。

 以上が本年度の事業計画の概要です。前年度事業・決算報告と合わせて,総会の承認が得られましたならば,会員各位のご支援とご協力を得て学会活動の活性化に努めたいと考えております。提出いたしました議案をご検討のうえ,ご投票くださるようお願いいたします。同時に,学会運営,諸活動についてご意見があれば,お寄せいただきたく存じます。

 

2003年度 定例(通信)総会

正会員 各位

日本図書館情報学会会長  上田 修一  

 2003年度定例総会を下記のとおり通信総会のかたちで開催します。

 つきましては,正会員各位には,以下の議題についてご審議のうえ,議案のそれぞれに対するご判断を,来る6月14日(土)までに,同封の葉書でご投票くださいますようお願い申し上げます。

 なお,各議案については,去る5月24日(土)午後3時30分から慶應義塾大学にて開催された本年度第1回理事会において承認されております。また,当学会規約により,定数(全正会員の5分の1以上)に満たない場合は,総会が不成立となりますので,必ずご投票くださいますよう,ご協力をお願い申し上げます。

 

                   記

 投票期日: 2003年6月14日(土)(当日の消印までを有効とする)

 議  題: 第1号議案 2002年度事業報告

       第2号議案 2002年度決算報告および会計監査報告

       第3号議案 2003年度事業計画案

       第4号議案 2003年度予算案

【第1号議案】 2002年度事業報告

1.2002年度総会の開催

(1) 定例(通信)総会

 議案に対する投票締切日を2002年6月22日(土)として実施し,全議案が成立した。

(2) 臨時総会

 2002年11月10日(日),明星大学(東京都日野市)を会場として開催した。

2.第50回研究大会の開催

 「第50回日本図書館情報学会研究大会」として, 2002年11月9日(土)〜10日(日)の2日間,明星大学(東京都日野市)で開催した。発表25件,参加者184名であった。

3.2002年度春季研究集会の開催

 2002年5月18日(土),同志社大学今出川キャンパス(京都市上京区)を会場として開催した。発表18件,参加者113名であった。

4.研究大会におけるシンポジウムの開催

 明星大学で開催された第50回研究大会第2日の午後に,「新たな局面を迎えた図書館評価:行政評価からパフォーマンス指標JIS化まで」と題して,「シリーズ・図書館情報学のフロンティア」No.3に対応したテーマのもとに,シンポジウムを開催した。なお,本シンポジウムは一般公開とし,参加費1,000円で非会員にも参加を呼びかけた結果,研究大会の参加者以外に,32名の非会員の参加を得た。

5.『日本図書館情報学会誌』の発行と諸規程の整備

  『日本図書館情報学会誌』

  第48巻 第2号 2002年 6月

       第3号 2002年 9月

       第4号 2002年12月

  第49巻 第1号 2003年 3月

 を発行した。

 「投稿規程」を改訂した。また,審査手続・基準について検討した。

6.会報の発行

  No.104 2002年 4月

  No.105 2002年 6月

  No.106 2002年 8月

  No.107 2003年 1月

を発行した。また,会報電子メール版を会報と同時期に発行し,同電子メール速報版を2002年9月,10月に発行した。

7.『図書館情報学用語辞典第2版』の刊行

 2000年から編集を進めてきた『図書館情報学用語辞典第2版』を2002年8月1日に丸善を発行所として刊行した。

8.「シリーズ・図書館情報学のフロンティア」の刊行

 No.2『図書館を支える法制度』(編集責任者:小田光宏)を2002年11月に刊行した。No.3『図書館の経営評価:パフォーマンス指標による新たな図書館評価の可能性』(編集責任者:岸田和明)の編集を進めている。

9.図書館情報学文献目録データベースの更新・提供

(1) 文部科学省の科学研究費補助金(研究成果公開促進費)の補助を受け,図書館情報学分野の雑誌論文に関するデータベースの作成を行なった。入力作業は委託し,照合およびシステム管理は委員会が行なった。

(2) 前年度から行なっていた入力マニュアルとシソーラスの改定作業を終え,印刷し,本年度の入力作業からこのマニュアルに基づき作業を行なっている。

(3) 図書館情報学文献目録データベースに収録したデータから,原則として「1991〜2000年の10年間で,入力実績が4号分以上の雑誌」に掲載された記事のデータを抽出して,CD-ROM版のBIBLIS 2を作成した。収録雑誌数は95タイトル,収録記事数は15,889件となった。国立国会図書館,司書課程のある大学図書館,県立図書館等約360機関に寄贈した。

10.広報・渉外活動

 学会のホームページを随時更新することにより維持・管理し,新たにリンク集を加えるため,調査を行なった。

 また,他団体からの案内等を掲載する会員向けメールマガジンのNo.41?64を発行した。

11.日本図書館情報学会賞/奨励賞

(1) 2002年度日本図書館情報学会賞

 図書館情報学の進展に寄与する正会員の優れた著作で2000年度もしくは2001年度に刊行されたものを対象として,「日本図書館情報学会賞」の選定を行なったが,該当作がなく授賞を見送った。

(2) 2002年度日本図書館情報学会奨励賞

 図書館情報学の進展に寄与する個人会員の優れた著作で『日本図書館情報学会誌』第47巻第2号から第48巻第1号までに掲載されたものを中心に,若手研究者の優れた業績の選定を行なったが,該当作がなく授賞を見送った。

12.研究助成の募集ならびに交付

 個人研究助成について下記の会員に50,000円ずつ交付した。

・作野誠(愛知学院大学教務課・名古屋市立大学経済学部研究員) 「図書館のレファレンスサービスを利用した市民公開講座資料作成の事例」

・鈴木守(図書館情報大学大学院) 「アメリカにおける学校図書館と公共図書館との関係に関する史的考察」

13.学会創立50周年記念事業の準備

 2003年の学会創立50周年に向けての記念事業の一環として,図書館情報学教育をテーマに会員による共同研究を行なうこととし,準備のための研究会を2回開催した。これにより研究計画を作成して科学研究費補助金の申請を行なった。

 また,記念事業の準備のために資料収集等を行なった。

 研究会開催

  第1回 2002年8月23日(金)

  第2回 2002年9月28日(土)

14.理事会・常任理事会の開催

(1) 理事会

 第1回 2002年 6月1日(土)

   13:00〜15:15 青山学院大学

 第2回 2002年11月 10日(日)

   12:15〜13:35 明星大学

(2) 常任理事会

 第1回 2002年 4月20日(土)

   14:00〜17:50 慶應義塾大学

 第2回 2002年 7月13日(土)

   14:00〜16:30 慶應義塾大学

 第3回 2003年 3月29日(土)

   13:00〜16:40 慶應義塾大学

15.委員会の開催

(1) 学会賞選考委員会

 第1回 2002年 7月13日(土)

 第2回 2002年 9月 6日(金)

(2) 総務委員会

 第1回 2003年2月14日(金)

(3) 編集委員会

 第1回 2002年 6月15日(土)

 第2回 2002年 9月17日(火)

 第3回 2003年 2月24日(月)

(4) 研究委員会

 第1回 2002年 5月18日(土)

 第2回 2002年10月 5日(土)

 第3回 2003年 3月 19日(水)

(5) 文献目録委員会

 第1回 2002年 6月 8日(土)

 第2回 2002年 9月 21日(土)

 第3回 2002年 12月21日(土)

 第4回 2003年 3月 1日(土)

16.会員現況(2003年4月30日現在)

  名誉会員  2  団体会員 54

  正会員  607  賛助会員  4

  学生会員 65

【第2号議案】 2002年度決算報告

【一般会計】

(収入の部)

 

項目

 

予算(円)

決算(円)

摘要

1.会費

正会員

3,635,000

2,838,000

のべ566人+差額調整

 

学生会員

168,000

121,000

のべ60人+差額調整

 

団体会員

840,000

862,500

56機関+差額調整

 

賛助会員

200,000

150,000

3機関

 

入会金

51,000

46,000

46件

2.広告料

広告料

150,000

240,000

学会誌(46-4,47-3(×2),47-4,48-1,48-2,48-3(×2))掲載8件

3.学会誌売上代金

学会誌売上代金

1,610,000

1,596,000

カレント 1,540,000 バックナンバー 56,000

4.年報別冊売上代金

年報別冊売上金

30,000

0

 

5.BIBLIS売上代金

BIBLIS売上代金

60,000

42,000

15枚 @3,000×15(但し,内10枚は一割引)

6.春季研究集会参加費

春季研究集会参加費

70,000

73,400

会員 101 非会員 12 要綱売上 7,000 要綱送料 (@390×10件)3,900

7.雑収入

雑収入

10,000

19,477

利息 62 JST(抄録掲載料) 8,820 国立情報学研究所(学会誌電子版著作権使用料) 10,595

8.前年度繰越金

前年度繰越金

2,037,868

2,037,868

 

 

合計

8,861,868

8,026,245

A

(支出の部)

 

 

 

 

項目

 

予算(円)

決算(円)

摘要

1.事務費

消耗品

180,000

133,970

封筒印刷 121,275 アドレスシール他文具 9,776 印鑑代金 2,919

 

送料

710,000

624,928

学会誌 343,108 (47-4〜48-4,発送委託費用 319,348含む) 会報 281,820

 

通信費

140,000

121,470

切手代(春季研究集会要綱送料@390×10件含む),はがき代,郵便小包代,送金手数料

 

会費徴収手数料

40,000

34,820

郵便振替加入者負担金

 

交通費・旅費

535,500

355,900

理事会 117,000 常任理事会 132,500 会計監査 41,000 事務局職員通勤 57,900 役員制度検討委員会 7,500

 

人件費

600,000

499,800

事務局職員 485,400 その他(会報発送作業謝金 14,400)

 

会議費

145,000

34,606

理事会 30,000 常任理事会 3,630 会計監査 976

2.委員会経費

研究委員会

216,000

91,145

交通費 59,500 通信費 10,310 会議費 21,335

 

編集委員会

317,000

185,896

交通費 74,500 通信費 58,540 会議費 7,035 消耗品費 45,821

 

文献目録委員会

112,500

113,465

交通費 40,000 雑誌購読 36,330 会議費 10,500 その他 26,635

 

総務委員会

135,500

50,500

交通費 46,000 会議費 4,500

 

企画委員会

77,500

0

 

 

用語辞典編集委員会

0

0

 

3.印刷費

学会誌印刷費

3,900,000

3,836,700

47巻4号,48巻1号,48巻2号,48巻3号,48巻4号,49巻1号

 

会報印刷費

200,000

199,111

104−107号

 

振替用紙印刷費

10,000

4,200

1,000枚

4.研究大会/集会

研究大会

200,000

200,000

拠出金

 

研究大会シンポジウム

30,000

60,000

記録謝金 30,000 パネリスト謝金 30,000

 

春季研究集会

140,000

126,600

事務費 30,000 印刷費(送料含む) 96,600

 

特別研究集会

300,000

0

 

 

50周年記念事業準備

87,000

86,352

交通費 69,000 会議費 9,612 通信費 7,740

5.予備費

予備費

785,868

0

 

 

合計

8,861,868

6,759,463

B

 

次年度繰越金

 

1,266,782

A-B

(残高内訳)

郵便局振替口座

 

394,236

郵便貯金口座

 

249,704

UFJ銀行普通預金口座

505,778

現金

 

117,064

合計

 

1,266,782

【特別会計】

(収入の部)

 

項目

 

予算(円)

決算(円)

摘要

印税

 

500,000

702,377

丸善533,520 日外アソシエーツ168,857

雑収入

 

1,000

16

利息

前年度繰越金

 

571,517

571,517

 

合計

 

1,072,517

1,273,910

 

(支出の部)

 

 

項目

 

予算(円)

決算(円)

摘要

研究助成金

研究助成金

300,000

101,160

50,000×2名,通信費1,160

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学会賞

副賞

300,000

0

 

 

賞状作成

15,000

0

 

 

選考委員会

60,000

11,751

交通費 10,000 会議費 1,751

『図書館情報学のフロンティア』編集費

 

50,000

28,505

謝礼(非会員執筆者)20,000 購入費8,400 送金手数料105

用語辞典編集費

 

260,000

201,096

執筆者用献本

予備費

 

87,517

0

 

 

 

 

 

 

 

合計

1,072,517

342,512

 

 

次年度繰越金

 

931,398

 

(残高内訳)

UFJ銀行普通預金口座

 

855,879

現金

 

75,519

合計

 

931,398

 

2002年度監査報告

2003年5月13日,事務局において会計監査を実施いたしました。その結果

事務処理,帳簿記入は正確に行われていたことを報告します。

 

2003年5月13日

監事   石 山  洋   印

     藤 野 幸 雄  印

【第3号議案】 2003年度事業計画案

1.2003年度総会の開催

(1)定例(通信)総会

 議案に対する投票締切日を2003年6月14日(土)として実施する。

(2)臨時総会

 2003年10月26日(日),筑波大学(茨城県つくば市)を会場として開催する。

2.第51回研究大会の開催

 「第51回日本図書館情報学会研究大会」として,2003年10月25日(土)〜26日(日)の2日間,筑波大学春日キャンパス(茨城県つくば市)を会場として開催する。

3.2003年度春季研究集会の開催

 2003年5月17日(土),大阪市立大学医学部医療研修センター(大阪府大阪市)を会場として開催する。

4.研究大会におけるシンポジウムの開催

 第51回研究大会2日目の午後に「これからの図書館情報学研究と教育(仮)」のテーマのもとにシンポジウムを開催する。なお,本シンポジウムは学会創立50周年記念事業の一部である。

5.『日本図書館情報学会誌』の発行と諸規程の整備

『日本図書館情報学会誌』

  第49巻 第2号 2003年 6月

      第3号 2003年 9月

      第4号 2003年12月

  第50巻 第1号 2004年 3月

を発行する。

諸規程の整備を,さらに進める。

6.会報の発行

   No.108 2003年 4月

   No.109 2003年 6月

   No.110 2003年 9月

   No.111 2003年12月

を発行する。

 また,会報電子メール版および同電子メール速報版を発行する。

7.「シリーズ・図書館情報学のフロンティア」の刊行

 No.3『図書館の経営評価:パフォーマンス指標による新たな図書館評価の可能性』(編集責任者:岸田和明)を刊行する。No.4『目録とメタデータ(仮)』の編集を開始する。No.5以降のテーマについて企画する。

8.図書館情報学文献目録データベースの編集・提供

(1) 文部科学省科学研究費(研究成果公開促進費)の補助を受け,データベースの作成を行なう。主要雑誌における最新データの入力とともに,過去の未入力データの洗い出しも進めていく。

(2) 2002年度に作成したBIBLIS 2を前回と同様に会員に頒布する。図書館情報学文献目録データベースのうちBIBLIS 2に収録していない,2001年以降のデータをWebで公開する。

(3) 図書館情報学文献目録データベースの今後の展開に関して,筑波大学知的コミュニティ基盤研究センターと共同研究を行なえる可能性を探る。

9.学会賞ならびに学会奨励賞の選考および授与

(1) 図書館情報学の進展に寄与する正会員の優れた著作で2001年度もしくは2002年度に刊行されたものを対象として,「日本図書館情報学会賞」を授与する。

(2) 図書館情報学の進展に寄与する個人会員の優れた著作で『日本図書館情報学会誌』第48巻第2号から第49巻第1号までに掲載されたものを中心に,若手研究者の優れた業績を優先的に評価し,「日本図書館情報学会奨励賞」を授与する。

10.研究助成の募集ならびに交付

 図書館情報学振興のために,会員が個人としてあるいはグループとして計画した研究調査の遂行ならびにその結果のとりまとめに要する経費の一部を助成する。

11.学会の広報活動の充実

(1) オンライン入会申込システムの稼働を開始する。

(2) リンク集の作成など,学会ホームページを使った情報提供活動の充実を図る。

(3) メールマガジンの発行など,その他の広報活動を進める。

(4) 入会案内パンフレットを改訂し,配布を行なう。

12. 学会創立50周年記念事業の実施

 本年度が学会創立50周年にあたることから,研究大会に合わせて下記の事業を行なう。このために「50周年記念事業実行委員会」を設ける。

(1) 記念式典

(2) 記念講演

(3) 祝賀会

(4) 記念シンポジウム

(5) 記念誌の発行

(6) 図書館情報学教育に関する共同研究の実施

13. 役員制度の検討

 今後の学会の運営の安定と活性化のために,役員の任期や理事会の在り方などについて検討を行なう。このために「役員制度検討委員会」を設ける。

【第4号議案】 2003年度予算案

【一般会計】

(収入の部)

項目

予算(円)

備考

 

 

 

会費

 

 

正会員

3,860,000

5,000×607人(現会員)+5,000×165人(新入会員40人+未収分のべ125人)

学生会員

180,000

2,000×65人(現会員)+2,000×25人(新入会員10人+未収分のべ15人)

団体会員

810,000

15,000×54機関(現会員)

賛助会員

200,000

50,000×4機関

入会金

51,000

1,000×50件+未収分1件

 

 

 

広告料

310,000

30,000×7件+25,000×4件

学会誌売上代金

1,555,000

定価10,000×仕切0.7×215部,バックナンバー売上50,000

年報別冊売上代金

9,000

『学会年報 別冊』バックナンバー売上(単価3,000円×3冊)

春季研究集会参加費

120,000

(会員1,000円×100人,非会員2,000円×10人)

雑収入

10,000

利息等

 

 

 

前年度繰越金

1,266,782

 

 

 

 

合計

8,371,782

 

(支出の部)

項目

予算(円)

備考

 

 

 

事務費

 

 

消耗品

194,000

封筒(160,000),宛名ラベル(20,000),ゴム印(4,000), 文具他(10,000)

送料

635,000

学会誌(75,000×(4号分+2002年度未払分1号)=発送委託含む),会報(260,000)

通信費

160,000

切手代,他

会費徴収手数料

40,000

郵便振替加入者負担金

交通費・旅費

535,500

理事会(255,500=春の第1回分),常任理事会(47,500×4回),会計監査(50,000),事務局職員通勤手当他(40,000)

人件費

600,000

事務局職員給与

会議費

80,000

理事会(60,000),常任理事会(20,000)

 

 

 

委員会経費

 

 

研究委員会

178,500

交通費(49,500×3回=148,500),通信費(5,000),会議費(20,000),消耗品費(5,000)

編集委員会

395,000

交通費(260,000=52,000×5回),通信費(60,000=投稿1件2,040円×年間25件,その他概算9,000),会議費(40,000),消耗品費(30,000),その他(5,000)

文献目録委員会

151,000

交通費(12,500×4回=50,000),会議費(委員会30,000,筑波大との共同研究36,000),雑誌購入費(35,000)

総務委員会

79,500

交通費(48,500×1回),会議費(5,000),オンライン入会サーバ使用料(2,000×12ヶ月),通信費・消耗品費(2,000)

役員制度検討委員会

35,000

交通費(10,000×3), 会議費(5,000)

50周年記念事業実行委員会

10,000

会議費(5,000), 通信費(5,000)

印刷費

 

 

学会誌

2,600,000

650,000×4号

会報

200,000

50,000×4号

振替用紙

10,000

通信欄印刷代×1,000枚

50周年記念誌

489,000

50周年記念誌(500部),編集作業謝金(50,000),寄贈送料(390円×100部)

パンフレット

150,000

学会案内パンフレット

 

 

 

研究大会/集会

 

 

研究大会

400,000

研究大会事務局への支援拠出金(50周年記念式典等を含む)

研究大会シンポジウム

100,000

記録テープ起こし業務委託

春季研究集会

170,000

集会事務局経費(60,000),資料作成費(110,000)

50周年記念事業

221,000

来賓・招待者の旅費(交通費91,000 宿泊費30,000),翻訳手数料(100,000)

 

 

 

予備費

938,282

 

 

 

 

合計

8,371,782

 

【特別会計】

(収入の部)

項目

予算(円)

備考

 

 

 

印税

400,000

『フロンティア』,用語辞典,論集,他

文献データベース頒布手数料

210,000

図書館情報学文献データベースCD-ROM会員向け頒布手数料(3,000円×70枚)

雑収入

1,000

利息等

前年度繰越金

931,398

 

 

 

 

合計

1,542,398

 

(支出の部)

項目

予算

備考

 

 

 

研究助成金

300,000

最大5件に配分予定

 

 

 

学会賞

 

 

副賞

300,000

学会賞200,000円,学会奨励賞100,000円

賞状作成

15,000

 

選考委員会

37,500

交通費(7,500×1回,15,000×2回)

 

 

 

『図書館情報学のフロンティア』編集費

102,500

通信費(10,000),交通費(7,500×2回,10,000×2回),非会員の執筆者への謝礼(40,000),委員分の『フロンティア』購入費(2500×7=17,500)

 

 

 

文献データベース頒布手数料

114,000

図書館情報学文献データベースCD-ROM会員向け頒布用追加プレス(200枚=100,000円),送料(200円×70枚)

 

 

 

予備費

673,398

 

 

 

 

合計

1,542,398

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 2003年度定例(通信)総会議案おわり ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

学会50周年記念行事について

 今年度は,1953年6月4日に東京上野の国立博物館で開かれた第一回日本図書館学会総会において学会の創立が宣言されてからちょうど50周年にあたります。これを記念して,10月25日,26日の第51回研究大会(筑波大学)の場をお借りして,記念式典を行なうとともに,懇親会を兼ねた祝賀会を開催する予定です。また,アメリカからミシガン大学のジョーン・デュランス教授をお招きしての「アメリカの図書館情報学教育」についての記念講演と「これからの図書館情報学研究と教育」をテーマとする記念シンポジウムを予定しております。さらに,参加者には記念誌を配布する予定です。

 昨年度から図書館情報学教育をテーマとする共同研究を準備してきましたが,会長挨拶にありますようにこれが科学研究費を受けることになりました。研究活動の一環として9月に公開シンポジウムを開催いたします。

 ということで,実施は通信総会の議を経てからということになりますが,どうか多くの会員がこれらのイベントへの参加をご予定くださいますようお願い申し上げます。

○ 記念式典(10月25日(土) 午後3時から3時30分)

・ 会長式辞

・ 日本図書館協会理事長(予定)祝辞

・ 日本図書館研究会理事長(予定)祝辞

・ 筑波大学副学長(予定)祝辞

○ 記念講演(同日午後3時40分から5時00分)

 講演者:Professor Joan C. Durrance(School of Information, University of Michigan)

演題:"Library and Information Science Education in the United States" (temporary title)

○ 祝賀会(同日午後6時から8時)

 特別ゲストによるスピーチを予定しています。

○ 記念シンポジウム(10月26日(日)午後2時から4時50分

 「これからの図書館情報学研究と教育」

○ 記念誌の配布(A4判100ページ予定)

 学会略史

 会員の声

 資料など

○ 公開シンポジウム

 「変わりゆく図書館情報専門職の資格認定: 専門団体はどう取り組んでいるか」

日時:9月27日(土) 午後1時?4時

場所:慶応義塾大学大三田キャンパス 517教室

参加予定団体:

 日本図書館協会

 全国学校図書館協議会

 情報科学技術協会

 専門図書館協議会

 国立大学図書館協議会

 

第51回日本図書館情報学会研究大会のご案内

 2003年度の第51回日本図書館情報学会研究大会を下記のとおり開催いたします。今大会は学会創立50周年の記念大会であり,記念式典や記念講演がおこなわれます。新たな50年にむけた節目の大会として,是非ご参加くださるようお願いいたします。なお,今月より研究発表の申し込みを受け付けますので,みなさま奮ってお申し込みください。

開催要領

   日 程:2003年10月25日(土),26日(日)

   会 場:筑波大学春日キャンパス(茨城県つくば市春日1-2)

   事務局:〒305-8550 つくば市春日1-2 筑波大学図書館情報学系

            第51回日本図書館情報学会研究大会事務局

       e-mail: jslis-51st@slis.tsukuba.ac.jp

       (http://www.slis.tsukuba.ac.jp/jslis51/

   参加費:正会員4,000円,学生会員1,000円,非会員6,000円

  (懇親会費:正会員・非会員5,000円,学生会員3,000円)

   プログラム(予定):

10月25日(土) 10月26日(日)

9 :30-10 :00 受付 8 :30- 9 :00 受付

10 :00-12 :00 研究発表 9 :00- 12 :00 研究発表

13 :00-15 :00 研究発表 13 :00- 14 :00 臨時総会

15 :00-17 :00 記念式典・講演 14 :00- 16 :50 シンポジウム

18 :00-20 :00 懇親会(祝賀会) 16 :50- 17 :00 閉会式

   その他:

     参加申込書は,後日,正式のご案内とともにお送りいたします

     シンポジウムのテーマは「これからの図書館情報学研究と教育」です

研究発表募集要項

1) 応募資格 筆頭発表者が日本図書館情報学会の正会員または学生会員であること

2) 発表時間 一題あたり発表20分,質疑10分(予定)

3) 申込方法 電子メールまたは郵便で「第51回日本図書館情報学会研究大会発表申込書」を大会事務局までお送りください。申し込みが受理された場合は,申込書記載の発表題目・発表要旨等を大会プログラムに掲載し,プログラムは事務局Webページでも公開します。あらかじめご了承ください。

4) 申込締切 8月8日(金)

5) 申込受理 8月中に通知し,あわせて発表日時と部会をお知らせします

6) 要項原稿 9月24日(水)必着で,A4判4枚(図版,資料を含む)の印刷した版下原稿を大会事務局まで郵送ください。電子媒体では受け付けません。

7) 留意事項 発表部会ごとに発表用パーソナルコンピュータ(Windows系OS+Microsoft PowerPoint)と液晶プロジェクタを用意します。これ以外の機器(OHP,ビデオなど)を利用希望(持ち込みを含む)の方は申込書の備考欄に必要機材を明記してください。また,発表できない日時がある場合も備考欄にご記入願います。

会場への交通(詳細はhttp://www.tsukuba.ac.jp/menubar/access.htmlをご参照ください)

 1.東京駅八重洲南口より「つくばセンター」行き高速バス 終点下車(約65分),徒歩10分

 2.羽田空港より「つくばセンター」行き高速バス 終点下車(約120分),徒歩10分

 3.JR常磐線ひたち野うしく駅下車

  駅東口「筑波大学中央」または「建築研究所」行きバス(約30分),吾妻小学校前下車,徒歩1分

 4.JR常磐線土浦駅下車

  駅西口「筑波大学中央」行きバス(約30分),吾妻小学校前下車,徒歩1分

宿泊案内

 例年,この時期は国際会議や学会がつくば市内で多数開かれるため,直前のホテル予約は困難です。大会事務局では会場最寄りのホテルに大会参加者向けとして85室確保し,割引料金を設定してもらいました。今年は10月25日午前から研究発表を予定していますが,24日からの宿泊も可能です。24日の宿泊をご希望の方は特に早めにお申し込みください。利用にあたっては,直接ホテルにお申し込みください。

オークラ フロンティアホテルつくば(〒305-0031 つくば市吾妻1-1364-1)

TEL 029-852-1112, FAX 029-852-5623, http://www.okura-tsukuba.co.jp/

シングル 本館 9,800円,エポカル(別館) 9,000円

ツイン  本館18,000円(以上は1室あたりの料金で,朝食・税金・サービス料を含みます)

交通:つくばセンター〜本館 徒歩1分,大会会場〜本館 徒歩10分

   つくばセンター〜エポカル 徒歩10分,大会会場〜エポカル 徒歩20分

注意:9月15日までに電話またはFAXにて直接予約してください(受付中)

   予約時には日本図書館情報学会研究大会の参加者であることをお申し出ください

期限以前でも大会向けの客室予約枠を使い切った時点で受付が終了します。5月現在で半数近く予約済みとなりました

その他のホテル つくば市内のホテル一覧が「つくば国際会議場」のWebサイトで案内されています(http://www.epochal.or.jp/guest/05hotel/hotel_g.htm)。

以下は,オークラ フロンティアホテルつくば以外で,大会会場から徒歩圏にあるホテルです。

ホテルグランド東雲 TEL 029-856-2211,ホテル松島 TEL 029-856-1191

 

研究大会・春季研究集会における発表のルール

                            研究委員長  田村 俊作

 すでにお知らせしております発表のルールを再掲します。会員諸氏,特に発表希望者はご確認をお願いいたします。

(1) 個人会員(正会員・学生会員)は研究大会および春季研究集会において同様に発表の権利をもつ。

(2) 研究発表は他で公表していないオリジナルなものに限るものとする。

(3) 個人会員が一度の研究大会あるいは春季研究集会において個人発表および共同発表の筆頭発表者となることは,合わせて1回を原則とする。

(4) 共同研究の筆頭発表者は個人会員でなければならない。

(5) 発表要綱の原稿は,発表内容を論文の形式で記述するものとする。

(6) 発表プログラム公表後のプログラムの変更は原則として認めない。

 

BIBLIS 2の刊行と会員への頒布について

 図書館情報学文献目録データベースに収録したデータから,原則として「1991?2000年の10年間で,入力実績が4号分以上の雑誌」に掲載された記事のデータを抽出して,CD-ROM版のBIBLIS 2を作成しました。収録雑誌数は95タイトル,収録記事数は15,889件となっています。収録記事件数は前回のBIBLISの約2倍となっています。検索システムは基本的に変わっていませんが,前回問題のあった部分は修正いたしました。日本語版Microsoft Windows 98/2000/XPでは動作確認をしております。

 このBIBLIS 2を会員の皆様だけに,頒布いたします。前回と同じく3,000円で頒布いたしますので,この機会にぜひご購入ください。(10枚以上お申込みの場合は,事前にお問い合わせください)

  申込方法:お名前,住所,必要枚数をお知らせください。

       申込手段は,郵送,電子メール,FAXのいずれかでお願いいたします。

  申込先 :日本図書館情報学会事務局

       〒480-1197 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字片平9 愛知淑徳大学文学部図書館情報学科内

       e-mail:muransky@asu.aasa.ac.jp  FAX:0561-63-9308(村主宛)

  送金方法:

   #1) 会費と一緒に郵便振替でご送金いただく場合【推奨】

    ・年会費にCD-ROM代金3,000円を加えてご送金ください。通信欄にその旨ご明記ください。

    ・振替用紙は,会報109号に同封しています。

     会費の納入期限を今年度より7月末日とします。CD-ROM代金の期限も同様とします。

   #2) 別途ご送金いただく場合

    ・下記のいずれかによりご送金ください。恐れ入りますが,送金手数料はご負担ください。

     2-1)郵便振替:

       番号:00160-5-45759      名義:日本図書館情報学会

     2-2)銀行振込:

       番号:UFJ銀行(0011) 星ヶ丘支店(276) 普通預金(1) 1622294

       名義:日本図書館情報学会 特別会計 会長 上田修一

 

ERIC改革案に関する反対運動について

 1966年に創設された米国連邦政府の主要な情報サービスの一つ,ERIC (The Educational Resource Information Center)の大胆な改革案に対する反対運動が広がっています。ERICはこれまで,国立教育図書館の統括の下に,「クリアリングハウス」と呼ばれる16の機関がそれぞれ特定の主題分野を受け持って,データベースの作成と提供,ドキュメントデリバリー,調査研究,出版,会合の開催,レファレンスサービスなどの多彩な活動を展開してきましたが,改革案では,16機関との契約を解除し,単一の機関との契約の下に,データベース(書誌・フルテキスト)の作成・提供を行なうことのみが記され,他のサービスの継続については言及されていません。そのため,現行サービスの大部分が廃止され,結果としてERICは非常に限定されたサービスのみを行なうことになるものと予想されています(一部の報道にERICが中止されるとありましたが,それは誤り)。

 改革案に反対しようとする動きは国際的な広がりを見せており,すでにわが国の教育関係者にも,反対の意思表明をするようにとの要請が寄せられています。反対する人々は独自のWebサイトを立ち上げ,2003年5月9日午後4時(米東部時間)を〆切として反対の請願を集めました。

 詳しくはhttp://www.saveeric.org/を参照してください。このサイトは関連情報を掲載しているほか,反対の意見表明を支援するために,メールの送り先の紹介や,テンプレートの提供などを行なっています。

 

各委員会・事務局から

◆学会賞および学会奨励賞候補の募集

 2003年度の日本図書館情報学会賞および奨励賞の候補を下記のとおり募集しますので,会員各位からの応募もしくは推薦をお願いいたします。

         記

1.対象者

  日本図書館情報学会の個人会員

  (正会員,学生会員)

2.種 類

(1) 日本図書館情報学会賞   副賞20万円

(2) 日本図書館情報学会奨励賞 副賞10万円

3.選考対象

(1) 日本図書館情報学会賞

  正会員によって2001年度もしくは2002年度に発表された図書あるいは論文。

(2) 日本図書館情報学会奨励賞

 a.『日本図書館情報学会誌』第48巻第2号から第49巻第1号までに収載された,本学会個人会員による論文

 b.その他の研究業績については,本学会正会員より推薦されたもの。

4.選 考

 学会賞選考委員会において審査し,理事会の承認を得て決定する。

5.授 賞

 2003年度臨時総会(2003年10月26日)の席上において授与する。

6.応募・推薦方法

 以下の事項を記載した「学会賞(奨励賞) 応募(推薦)用紙」(所定の用紙はないが,A4判横書きが望ましい)を7月12日(土曜)必着で郵送すること。

   a. 著者名

   b. 著作名

   c. 出版者/収録雑誌巻号

   d. 応募(推薦)者連絡先

《提出先》

113-0033 東京都文京区本郷7−3−1

      東京大学教育学部 根本彰気付

      日本図書館情報学会

      日本図書館情報学会賞選考委員会

 

◆2003年度の会費納入

 定例総会の季節となりましたので,本学会会費規程による2003年度分会費の納入をお願いします。

 本年度から,詳細を別紙としてお送りすることにしました。つきましては,別添の「会費に関するおしらせ」をご参照くださいますようお願いいたします。

 

◆2004年度研究大会(速報)

 2004年度(来年度)の秋の研究大会は,関西大学で開催の予定です。

 また,春季研究集会は,東京で開催いたします。

 

◆委員会の設置と休止

(1) 役員制度検討委員会(設置)

                ※委員長

  古賀節子(青山学院大学)

 ※平野英俊(日本大学)

  三浦逸雄(東京大学)

  武者小路信和(大東文化大学)

(2) 50周年記念事業委員会(設置)

                ※委員長

  上田修一(慶應義塾大学)

  小田光宏(青山学院大学)

  永田治樹(図書館情報大学)

 ※根本 彰(東京大学)

  村主朋英(愛知淑徳大学)

(3) 企画委員会(休止)

 

◆文献目録委員会から:抜刷送付のお願い

文献目録委員会では,採録対象誌以外の雑誌に掲載された論文でも,図書館情報学関連の論文であれば収録することにしております。勤務校の紀要など,採録対象誌以外の雑誌に論文を掲載された場合には,その抜刷をぜひ下記までお送りください。

  108-8355 東京都港区三田2-15-45

        慶應義塾大学文学部  倉田 敬子

 抜刷には,誌名・巻号・出版年などの書誌事項を明記してください。「図書館情報学文献目録用」である旨と,データ入力後返却が必要な場合には,「要返却」としてお知らせください。

 送料は送付先の負担とし,お送りいただいたものについて,送料はお払いいたしません。また,希望が明示されている場合を除き,お送りいただいた抜刷は返却いたしませんので,ご承知おきください。

 

◆『日本図書館情報学会誌』投稿募集

 投稿はいつでも受け付けております。会員の皆様,どうぞ,ふるってご投稿ください。投稿にかかわる要領等は,第48巻2号(2002年6月発行)に掲載してありますので,ご参照願います。投稿規程が改定されていますので,新しい投稿規程に基づいて投稿されますよう,お願い申し上げます。

 投稿原稿の送付先・連絡先は下記の通りです。

   〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25

     青山学院大学文学部 小田光宏方

     日本図書館情報学会編集委員会

    Email: m-oda@cl.aoyama.ac.jp

 

 ◆異動(名簿記載事項変更)について

(1)転居・人事異動等による名簿記載事項の変更がありましたら,お早めにおしらせください。その際,電子メールアドレスの変更についても(もしあれば)お忘れなく。会費納入の際に通知される場合は,「通信欄」に明記してください。

(2)学生会員の方が修了・卒業等で学籍を離れた場合,正会員への変更や退会等の手続をただちに行なってください。定例総会との関係で,5月末までにご連絡いただくのが最良です。所属の学校関係者の方もご留意いただければ幸いです。

(3)退会は会計年度を考慮の上,ご通知ください。例として,2003年度を以て退会される場合は,原則として2004年3月末までに(遅くとも2004年度の会費請求の始まる5月末までに)ご連絡ください。

 

◆電子メール・アドレスについて

 電子メールアドレスを取得されましたら,ぜひ事務局(muransky@asu.aasa.ac.jp)までご一報ください。会報を電子メール形式でお送りするほか,メールアドレスを公開している会員の名簿を送付しますので,会員間の交流の一助になると思います(名簿はもちろん会員のみに配布されます)。また,事務局との連絡・通信も電子メールが最も効率的です。

 メールアドレスをおしらせくださるときは,以下の点を明記してください。

   名簿への記載の可否

   紙媒体の会報の要・不要

 何も註記がない場合は,「メール版と紙媒体の会報の両方を希望,名簿記載可」と解釈します。

 なお,住所変更等の連絡を電子メールでいただいた場合も,通信文中にメールアドレスについて言及がなければ,勝手に登録することはありませんのでご安心ください。

 また,メールマガジンの参加者を引続き募集中です。メール版会報とは別のメディアですので,別途登録が必要です。あわせてよろしくお願いいたします。

関連機関からのおしらせ

平成15年度筑波大学公開講座(現職教育講座;旧称:図書館情報大学専門公開講座)の開催

講座名:情報ネットワーク社会とディジタル化図書館

期 日:7月14日(月)?16日(水)

会 場:筑波大学春日キャンパス図書館情報専門学群棟 205教室

内 容:ディジタル図書館とは(杉本重雄・筑波大学図書館情報学系教授)/ディジタル情報の組織化(谷口祥一・同助教授)/情報ネットワークと知的情報アクセス(藤井敦・同助教授)/情報ネットワーク社会の法制度(新保史生・同助教授)/情報メディアと人間(鈴木佳苗・同講師)/米国の図書館におけるディジタル化の現状(大庭一郎・同講師)

受講対象者:図書館・情報センター関係者(定員30名)

参 加 費:7,200円

申込方法:下記ホームページ参照

申込締切:6月20日(金)

申 込 先:〒305-8577 茨城県つくば市天王台1?1?1

     筑波大学学務部学務課教育公開担当

     TEL:029-853-2216・2217   FAX:029-853-6303

     E-mail:koukai@sec.tsukuba.ac.jp

     http://www.tsukuba.ac.jp/guide/setsumeikai/koukai.htm

備 考:定員を超えた場合は,抽選で受講者を決定します。受講者には,受講決定通知,受講料の納入方法および会場等の案内について通知いたします。