日 本 図 書 館 情 報 学 会 会 報 No.116 2005年4月 日本図書館情報学会事務局 〒305-8550茨城県つくば市春日1-2 筑波大学大学院図書館情報メディア研究科 内 Tel&Fax:029-859-1380 E-mail: jslis-info@slis.tsukuba.ac.jp 学会ホームページ: http://wwwsoc.nii.ac.jp/jslis/index.html 郵便振替口座:00160-5-45759 (口座名義=日本図書館情報学会) |
2005年度日本図書館情報学会春季研究集会(ご案内)
2005年度春季研究集会を,専修大学神田キャンパスにおいて,下記の要領で開催いたします。会員多数のご参加をお待ち申し上げます。
参加を希望される方は,研究集会事務局宛に,所定の期日までにお申込みくださりますよう,お願い申し上げます。
記
日 時 2005年5月28日(土) 10時00分〜16時50分
場 所 専修大学神田キャンパス 2号館 (〒101-8425 東京都千代田区神田神保町3-8)
アクセス 水道橋駅(JR)西口より徒歩7分
九段下駅(地下鉄/東西線、都営新宿線、半蔵門線)出口5より徒歩3分
神保町駅(地下鉄/都営三田線、都営新宿線、半蔵門線)出口A2より徒歩3分
※地図は,< http://www.acc.senshu-u.ac.jp/koho/campus/index06a.html
> にあります。
※会場は,研究集会事務局の所在地とは異なりますので,ご注意願います。
参加費 会員1,000円,非会員2,000円
申込締切 2005年5月18日(水)
申込先 下記の事務局まで,氏名,氏名のよみ,所属,連絡先(住所,電話番号,電子メールアドレス等)を明記して,電子メールもしくはFAXにて,お申し込み下さい。
2005年度日本図書館情報学会春季研究集会事務局
Email:ogiwara@isc.senshu-u.ac.jp FAX:044-911-1231
〒214-8580 川崎市多摩区東三田2-1-1 専修大学経営学部 荻原幸子方
TEL:044-911-1204 (研究室直通)
2005年度春季研究集会プログラム
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第1部会 |
第2部会 |
10:00〜10:30 |
Crawford,
Shaney(筑波大学大学院図書館情報メディア研究科) 「カナダにおける図書館アドボカシー(Library Advocacy in Canada)」 |
黒川雅子(筑波大学大学院図書館情報メディア研究科)坂田仰(日本女子大学) 「学校図書館を巡る学校スタッフの協働に関する研究−A県B市立小・中学校の調査から−」 |
10:30〜11:00 |
大庭一郎(筑波大学大学院図書館情報メディア研究科)田上文子(鳴門教育大学附属図書館) 「カリフォルニア州の公共図書館における雑誌の所蔵調査:Readers' Guide収録対象誌を用いた分析」 |
河西由美子(玉川大学)堀川照代(島根女子短期大学)根本彰(東京大学) 「学校図書館運営担当者を対象としたフォーカス・グループ・インタビュー調査に関する報告−LIPER学校図書館班−」 |
11:00〜11:30 |
Wertheimer,
Andrew B.(University of Hawaii at Manoa Library & Information Science
Program) 「ASANO Shichinosuke and the Topaz Relocation Center Japanese Language
Library, 1943-1945: Reading and Toshokan-mairi as Cultural Resistance」 |
三根慎二・汐崎順子・國本千裕(慶應義塾大学大学院)石田栄美(駿河台大学)倉田敬子・上田修一(慶應義塾大学) 「眼球運動からみた子どもの絵本の読みと理解」 |
11:30〜12:00 |
三浦太郎(東京大学教育学部) 「占領期初代図書館担当官キーニーの描いた戦後図書館制度構想:「低予算で図書館サービスを実施するためのプログラム」(1948)に基づいて」 |
岸田和明(駿河台大学文化情報学部)金文(駿河台大学大学院文化情報学研究科) 「言語横断検索のための質問翻訳と文書翻訳との組み合わせ方式の検討」 |
昼休み |
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13:00〜13:30 |
松本直樹(東京大学大学院教育学研究科) 「図書館と地方議会との関係に関する分析」 |
小田切夕子・宇陀則彦(筑波大学大学院図書館情報メディア研究科)永田治樹(筑波大学知的コミュニティ基盤研究センター) 「学術情報アクセスにおけるリンキングプロセスの研究:適合性判定実験による文献選択行為の認知的分析」 |
13:30〜14:00 |
大場博幸(亜細亜大学非常勤講師) 「所蔵に影響する要素:市町村立図書館における新書の選択」 |
上田洋・村上晴美(大阪市立大学大学院創造都市研究科) 「携帯OPACの高度化−主題検索、配置画像表示、内容表示機能の試作−」 |
14:00〜14:30 |
安井一徳(国立国会図書館) 「「選書ツアー」はなぜ批判されたのか
〜論争の分析を通して〜」 |
谷口祥一(筑波大学図書館情報メディア研究科)横田有未(筑波大学図書館情報専門学群) 「総合目録データを用いた異なる分類表間の対応づけ」 |
14:30〜15:00 |
野末俊比古・小田光宏(青山学院大学)・大谷康晴(青山学院女子短期大学)・大庭一郎(筑波大学) 「公共図書館職員の知識・技術に関する意識等の実態:LIPER 公共図書館班アンケート調査における傾向の分析」 |
天野由貴(愛知淑徳大学大学院文学研究科)野添篤毅(愛知淑徳大学文学部) 「高校生の情報探索過程におけるメタ認知的記述の分析」 |
休憩 |
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15:20〜15:50 |
永田治樹(筑波大学)戸田愼一(東洋大学)逸村裕(名古屋大学)小山憲司(東京大学附属図書館)斎藤泰則(玉川大学)鈴木正紀(文教大学越谷図書館)高橋昇(九州女子大学)「大学図書館における情報専門職に関する調査:LIPER大学調査班質問紙調査」 |
安藤友張(名古屋芸術大学附属図書館) 「1950-60年代の愛知県における専任司書教諭制度に関する研究」 |
15:50〜16:20 |
三輪眞木子(メディア教育開発センター)村主朋英(愛知淑徳大学)竹内比呂也(千葉大学)吉田右子(筑波大学)辻慶太(国立情報学研究所)柴田正美(帝塚山大学) 「大学における司書・司書教諭教育の実態」 |
松林正己(中部大学附属三浦記念図書館) 「情報哲学(The Philosophy of Information)と図書館情報学:情報哲学の紹介と検証的読解の試み」 |
16:20〜16:50 |
竹内比呂也(千葉大学)辻慶太(国立情報学研究所)三輪眞木子(メディア教育開発センター)村主朋英(愛知淑徳大学)吉田右子(筑波大学)柴田正美(帝塚山大学) 「司書・司書教諭資格取得希望学生の意識についての調査」 |
間部豊(埼玉県立浦和図書館) 「公共図書館における「図書館ポータルサイト」の研究」 |
注:発表者の所属は、申込時点のものと発表時点のものとが混在しており、いずれか一方には統一していない。また、発表者多数の場合には、所属の表記を簡略化している。
研究助成金の公募
本学会では,図書館情報学振興のために,会員が自発的に計画した研究調査の遂
行ならびにその結果の取りまとめに要する経費の一部を助成する事業を実施して
います。
今年度は次の要領で募集を行います。ふるってご応募ください。
記
1.助成額
1件につき30万円を限度として交付する。(1件ないし2件に交付予定)
2.応募条件
a.本学会の個人会員が,個人もしくはグループで行う研究であること。ただし,グループ研究の場合,研究分担者が会員である必要はない。
b. 2006年3月末に,所定の用紙によって「研究成果報告書」および「会計報告書」を提出すること。ただし,領収書の提出は不要である。
c.3年以内(2009年3月まで)に『日本図書館情報学会誌』に投稿すること。
3.選 考
「研究費助成申込書」に基づいて研究委員会が選考する。結果は応募者に直接通知するとともに,会報に掲載する。
4.応募方法
別紙「2005年度図書館情報学会研究費助成申込書」に必要事項を記入の上,下記の宛先に郵便または電子メールで送付すること。(申込書は学会ホームページからMS-WordファイルおよびPDFファイルで入手可能です。電子メールの場合は,添付ファイルでの送付も可能です。)
《郵送先》
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
慶應義塾大学文学部内
日本図書館情報学会研究委員会 倉田敬子
《電子メール》keiko@slis.keio.ac.jp
《学会ホームページ》 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jslis/index.html
5.応募締切
2005年5月31日(火)必着
2005年度 日本図書館情報学会研究費助成申込書
年 月 日提出
研究代表者 |
ふりがな 氏名(年齢) |
所属
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連絡先 |
〒 TEL
FAX E-mail |
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研究分担者 (共同研究のみ記入) |
ふりがな 氏名(年齢) |
所属 |
役割分担(研究の実施計画に対する分担事項等を具体的に記入してください。) |
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研究題目 |
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申請金額
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円(限度額30万円) |
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内訳(円) |
資料購入費 |
機器購入費 |
印刷複写費 |
旅 費 |
消耗品費 |
謝金 |
その他 |
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研究の目的 (この研究助成を希望することによって,何を,どこまで明らかにしようとするのか,具体的に記入してください。) |
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研究の意義(この研究の学術的な特色・独創性および期待される成果等について,具体的に記入してください。) |
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研究の実施計画 (研究目的を達成するための計画・方法について,@これまでの準備状況A本研究助成金との関連性,の二点を含めて具体的に記入してください。) |
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研究成果の時期と発表方法 |
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お
し
ら
せ
◎事務局の移転
学会事務局の連絡先が本年度より変更になりました。会員の住所・所属等の変更,お問い合わせなどのご連絡は下記までお寄せ下さい。なお,事務局長には会長指名常任理事として,吉田右子(筑波大学大学院図書館情報メディア研究科)が就任いたしました。
〒305-8550
茨城県 つくば市 春日1-2 筑波大学大学院
図書館情報メディア研究科 内
日本図書館情報学会 事務局 吉田右子
Tel&Fax:029-859-1380
E-mail: jslis-info@slis.tsukuba.ac.jp
◎第53回(2005年度)研究大会
今年度(2005年度)研究大会は,既報どおり三田図書館・情報学会との合同大会となります。慶應義塾大学三田キャンパス(東京都港区)を会場として,2005年10月22日(土),23日(日)の両日に開催されることが決まりましたので,おしらせいたします。
詳細(開催要領・研究発表募集要項)は次号会報に掲載する予定です。
◎文献目録委員会からのお知らせ
「図書館情報学文献目録データベース」には,図書館情報学分野の主要雑誌以外の紀要等に書かれた文献も収録しています。そのような文献を執筆された場合には,別刷またはコピーを文献目録委員会までお送りください(連絡先のメールアドレスを必ず同封してください)。送付先住所は今年度より下記の宛先に変更されます。
〒357-8555 埼玉県飯能市阿須698
駿河台大学文化情報学部 岸田和明 宛
なお,以下の種類の記事は収録されません:巻頭文,あいさつ,ニュース,製品紹介,団体および事業の年次報告,議事録,会議・シンポジウム等の開催記録(日時,場所などの記録),資格試験問題,受験者向講座,随筆(エッセイ),学会などの印象記,感想文,児童書の書評,総目次・総索引。またこれ以外のものでも,長さが2ページ以下の場合には原則として収録対象外となります。ご注意ください。
◎『日本図書館情報学会誌』投稿募集
投稿はいつでも受け付けております。会員の皆様,どうぞ,ふるってご投稿ください。投稿にかかわる要領等は,第50巻2号(2004年6月号)に掲載してありますので,ご参照願います。投稿規程が改定されていますので,新しい投稿規程に基づいて投稿されますよう,お願い申し上げます。
投稿原稿の送付先・連絡先は,今年度も引続き下記の通りとなります。
〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25
青山学院大学文学部 小田光宏方
日本図書館情報学会編集委員会
Email: m-oda@cl.aoyama.ac.jp
◎訂正 (会報No.115)
前回の会報No.115の記事において誤りがありました。お詫びの上訂正いたします。
p.13(会員異動欄,深谷順子氏の電話番号)
(誤)052-801-1201
(正)04-2995-3100
p.16(図書館情報学関係教員公募のおしらせ」,
照会先)
(誤)図書館情報メディア研究科長
薬袋秀樹
(正)図書館情報メディア研究科教授
薬袋秀樹
◎異動(名簿記載事項変更)について
(1)転居・人事異動等による名簿記載事項の変更がありましたら,お早めにおしらせください。その際,電子メールアドレスの変更についても(もしあれば)お忘れなく。会費納入の際に通知される場合は,「通信欄」に明記 してください。
(2)学生会員となるには,常勤の職を持たないフルタイムの学生である必要があります。修了・卒業等で学籍を離れた場合,学生会員となる資格を失うことになりますので,ただちに(遅くとも各年度5月末までに)ご連絡ください。なお,修了・卒業後に研究生となる場合は学生会員に留まることができます。以上の点を,学生会員の所属する機関の関係者もご留意いただければ幸いです。
(3)退会は会計年度を考慮の上,ご通知ください。今年度(2004年度)末を以て退会される場合は,2005年3月末までに(遅くとも2005年度の会費請求の始まる2005年5月末までに)ご連絡ください。
(4)電子メールアドレスを取得されましたら,ぜひ事務局までご一報ください。会報電子メール版(通常版/速報版)をお送りするほか,メールアドレスを公開している会員の名簿を送付します。また,事務局との連絡・通信も電子メールが最も効率的です。
メールアドレスをおしらせくださるときは,以下の点を明記してください。
1)名簿への記載の可否
2)紙媒体の会報の要・不要
何も註記がない場合は,「メール版と紙媒体の会報の両方を希望,名簿記載可」と解釈します。
なお,今回は,異動(名簿記載事項変更,新入会員,退会者一覧)を割愛し,次号にまとめて掲載させていただきますので,ご了承くださいますようお願い申し上げます。
関
連
行
事
の
お
し
ら
せ
◆TP&Dフォーラム2005(第15回整理技術・情報管理等研究集会)のご案内
期日:8月27日(土)午後〜28日(日)午前
会場:グリーンヒルホテル神戸 神戸市中央区加納町2丁目8-3(新神戸駅より徒歩5分)
発表(論題は仮題 順不同):(1)三輪眞木子氏(メディア教育開発センター)「情報探索における自己効力感の役割」 (2)村上泰子氏(梅花女子大学)「デジタル環境下における教育情報資源の組織化に関する一考察:継続資料の書誌階層を手がかりに」 (3)芳鐘冬樹氏(大学評価・学位授与機構)「ビブリオメトリクスにおける標本量依存性の問題:研究者生産性分析および貸し出し分析を事例として」
主催:TP&Dフォーラム2005実行委員会
共催:私立大学図書館協会東地区部会研究部分類研究分科会
後援:日本図書館協会,日本図書館情報学会,日本図書館研究会,情報科学技術協会
参加費:20,000円/人(宿泊・懇親会等を含む) 参加定員:35名
申込〆切:7月15日(定員超過でお断りする場合もありますのでお早めに)
申込方法:氏名,勤務先,連絡先住所,電話,FAX,e-mailアドレスを明記のうえ,下記事務局へe-mail等で: 連絡先:フォーラム事務局・渡邊隆弘(神戸大学附属図書館情報リテラシー係
Tel:078-803-5313 Fax:078-803-7355 e-mail:tpd2005@logob.com)
詳細:http://kanemune.cc.hit-u.ac.jp/tpd/