□ 第64回日本図書館情報学会研究大会 ご案内
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第64回日本図書館情報学会研究大会は、2016年11月12日(土)〜13日(日)に,天理大学(奈良県)において開催されます。本Webでは、一部の情報を抜粋して掲載しております。詳細については会報162号p. 15-17に掲載されている「第64回研究大会のご案内」および,発表プログラム も合わせてご参照ください。
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□ 開催要領
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日時:2016年11月12日(土)、13日(日)
会場:天理大学 杣之内キャンパス2号棟
事務局:〒632-8510
奈良県天理市杣之内町 1050 天理大学 総合教育研究センター
山中秀夫研究室内 第64回日本図書館情報学会研究大会事務局
(E-mail: tnr2016@sta.tenri-u.ac.jp)
宿泊案内:研究大会事務局では宿泊の斡旋はいたしませんのでご了承下さい。なお,開催日前後は観光シーズンのため,奈良市内を中心に早めに宿泊の手配をする必要があります。
従来より研究大会事務局では宿泊の斡旋をいたしておらず,第64回大会においても同様のお知らせをしておりました。今回主催校学長を通じて天理教施設での宿泊が可能になりました。宿泊費はお一人2,000円(朝食付)ですが,信者宿泊施設のために第64回研究大会 宿泊お申し込みサイトのご説明をお読みいただきご諒解の上お申し込みください。最大150名までお申し込みが可能です。なお,第1日目終了後の懇親会も,同施設で行います。お申し込み期限は10月31日(月曜日)になります。
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□ プログラム
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発表プログラム
11月12日(土)
12:30-13:00 受付
13:10-13:25 開会式
13:30-16:45 研究発表
17:30-19:00 懇親会
11月13日(日)
09:30-10:00 受付
10:00-12:00 研究発表
12:00-13:00 昼食
13:00-14:00 会員集会
14:00-16:50 シンポジウム
16:50-17:00 閉会式
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□ 会員集会,シンポジウム,学会当日の入構について
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- 大会2日目の午後には「会員集会」を開催いたしますので,ぜひご参加ください。
- 大会2日目のシンポジウムについては、「学校図書館への研究アプローチ」をテーマとして開催予定です。シンポジウムは一般公開といたしますので,研究大会参加者以外の方でも無料で参加することができます。
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□ 研究発表募集要領
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- 別記の<研究大会・春季研究集会における発表のルールについて>にご留意のうえ,お申し込みください。
- 応募資格:
- 日本図書館情報学会の正会員および学生会員(共同発表の場合,筆頭発表者が正会員または学生会員であること)
- 注意:
研究発表の申込は,申込時点で正会員・学生会員である者に限ります。すなわち入会が承認されていない場合は,研究発表の申込はできません。未入会の方は,発表申込締切前の入会申込締切日となる8月20日(土)までに入会申込を行い,入会の承認通知が届いた後に,発表の申込をしてください。
- 発表時間:
- 発表言語:
- 日本語もしくは英語であること。どちらの言語の場合も,申込,発表論文集,発表,記録まで同一言語とすることを条件とします。英語での発表も受け付けますが, 多くの聴衆が日本語での発表を期待している現状に鑑み,基本的には日本語での発表が望ましいと考えます。
- 申込方法:
- 研究大会発表申し込みウェブサイトから必要事項を記入の上、お申し込みください。なお,受理された申込書は Web 上で公開する予定です。あらかじめご承知おきください。
- 申込締切:
- 2016年9月12日(月)(24時必着)
- 申し込み直後に申込みを受け付けた旨のメールを差し上げます(受理の連絡はまた別途行います)。申し込んだにもかかわらずメールがない場合,トラブルの可能性がありますので,研究委員会(kenkyu(at mark here)jslis.jp)まで電子メールでご連絡ください。
- 発表要旨の提出:
- 発表することが決まった場合には,A4判で4枚の発表論文集の原稿を作成し,2016年10月12日(水)までに研究委員会ウェブサイトに送っていただきます。なお,発表論文集の原稿提出の締切日は前後することがありますのでご了解ください。発表論文集の原稿の作成方法などに関しては,発表申込受理者にご連絡いたします。
- 発表のための機材:
- パソコンによるディスプレイ(PowerPoint)装置が使用可能です。その他の機材をご要望の場合には,研究委員会(kenkyu(at mark here)jslis.jp)までお問い合わせください。
- 優秀発表賞:
- 研究委員会における審査において,研究内容・発表技法という観点から優れた発表を行ったと判断された登壇発表者を対象として優秀発表賞を授与 いたします。優秀発表賞については,学会ウェブサイト並びに学会誌に掲載される研究大会・春季研究集会概要において公表いたします。
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□ 研究大会・春季研究集会における発表のルールについて
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研究大会および春季研究集会は次のようなルールの下に統一的に運用されています。発表希望者はルールをご確認の上,発表申込をしてください。
- 個人会員(正会員・学生会員)は研究大会および春季研究集会において同様に発表の権利をもつ。
- 研究発表は他で公表していないオリジナルなものに限るものとする。
- 個人会員が一度の研究大会あるいは春季研究集会において個人発表および共同発表の筆頭発表者となることは,合わせて1回を原則とする。
- 共同研究の筆頭発表者は個人会員でなければならない。
- 発表論文集の原稿は,発表内容を論文の形式で記述するものとする。
- 発表プログラム公表後のプログラム(発表タイトル,発表者,発表内容,発表時間)の変更は原則として認めない。どうしても変更せざるを得ない場合には,発表論文集原稿提出の1週間前までに研究委員長に理由を付して変更を申し出ること。
- 発表申込,発表論文集原稿作成,発表,発表後の抄録提出は同一言語で行うこととする。その際の言語は,日本語もしくは英語で行うものとする。
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□ 【発表者への諸注意】
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- 発表会場へは遅くとも,セッションの始まる10分前には到着するようにしてください。
- 会場の備え付けの発表用PCに発表用ファイルをコピーしてください。
- セッションを円滑に進行するため,発表者は会場前方に着席してください。
- 本学会発表では,原則として会場に備え付けのPC での発表としています。持ち込みPCの利用が必要となる場合は,発表申込申請システムの備考欄に<PCのつなぎかえの希望>について,必ず明記して下さい。事前申請を行わなかった場合,他の発表者の不利益になる可能性があるため,持ち込みPCのつなぎかえはできません。
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□ 参加費,懇親会費について
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参加費(予定) |
正会員 |
4,000円 |
学生会員 |
1,000円 |
非会員 |
6,000円 |
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懇親会費(予定) |
全参加者 |
5,000円 |
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□ 第64回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム
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- 日時:2016年11月13日(日)14時〜16時50分
- 会場:天理大学二号棟22B教室
- テーマ:「学校図書館への研究的アプローチ」
- 趣旨:
今日の学校教育においては探究的な学習や情報活用能力の育成などが指向され,学校図書館機能の整備・充実や授業への活用が進みつつある。こうした中で,2015年4月には改正学校図書館法が施行され,学校司書の法的位置づけが明確にされた。今後,学校司書の配置が一層進んでいくものと思われる。しかしその一方では,司書教諭の専任化や学校司書資格の制度化など依然として多くの課題も残されている。
こうした現場での動向を反映して,学校図書館に関する学位論文,著書,研究論文も増加傾向にある。これまで,主に図書館情報学と教育学の学際的領域である学校図書館研究は,図書館情報学においても教育学においてもマイナーな存在であったことは否めなかった。こうした状況が徐々に変わりつつあるといえるであろう。
学術研究全体に目を向けるならば,「エビデンス(evidence)」の重要性が広く提唱されている。学校教育においてもエビデンスに基づく教育が近年求められるようになってきている。これは学校図書館研究においても同様といえる。しかし,自然科学とは異なり,学校図書館研究においては,現場での実践を事例的に扱うなど,一見すると主観的に思われるような研究方法が採用されることも多い。では,学校図書館研究におけるエビデンスとは一体何なのだろうか。また,図書館情報学における学校図書館研究の位置づけはどうあるべきなのだろうか。
そこで,今回のシンポジウムでは,学校図書館に関する研究に取り組む研究者に,自身の“研究方法”等を紹介してもらう。その上で,学校図書館における研究とは何なのか,エビデンスに基づく研究とはどうあるべきなのかなどを探っていきたい。
- パネリスト
- 足立幸子(新潟大学)
- 今井福司(白百合女子大学)
- 岩崎れい(京都ノートルダム女子大学)
- 中村百合子(立教大学)
- 野口武悟(専修大学)
- コーディネータ・司会
- シンポジウム「学校図書館への研究的アプローチ」 はどなたでも無料で参加できます。直接会場までお越し下さい。
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