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公開シンポジウム記録
図書館情報専門職の現在
--LIPER研究班の中間報告--

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T.冒頭挨拶

根本(司会)
 大変お待たせいたしました。
 これから公開シンポジウム「図書館情報専門職の現在−LIPER研究班の中間報告−」を始めさせていただきます。
 お暑い中お集まりいただきありがとうございます。
 私は本日の司会を務めさせていただきます、東京大学の根本彰と申します。
 どうかよろしくお願いいたします。
 これは科学研究費による共同研究の一環として行っておりますので、最初に代表研究者である慶應義塾大学の上田修一教授からご挨拶申し上げます。

上田
 「図書館情報専門職の現在」と名づけていますが、LIPERというのは図書館員を含めた情報専門職の養成に関して研究を行い、その結果、教育体制の再構築を行おうということを目的としています。
 これは3年間の計画で、昨年、今年、そして来年と進んでまいります。
 日本図書館情報学会のメンバーを中心として約30名の方々が参加していまして、これから報告のある大きな四つの班、それから幾つかの個別のテーマに取り組むということをしてきました。
 実際にスタートしたのは昨年の9月からですので、実質的にはここ1年ほどです。
 こうした共同研究による研究班というのは、普通は報告書を出して終わりということになるのですが、今回は再構築に関して何らかの提言を行いたいと考えています。
 ですから、調査や研究をなるべく前倒しにやりたいという勝手な計画をつくりまして進めています。
 各班の方にはそのために大変なご努力いただきまして、今年度の前半にかなりの進展がございました。
 既に半ば以上の調査を終えたところもありますし、今なさっているところもありますし、これからというところもありますが、そうした状況で中間発表をすることにいたしました。
 今日は中間発表ではありますが、大体こういうことを行っているということをご理解いただければということと、この後1年半、提言ということに向けてまいりますので、フィードバックをいただきたいということで、コメンテーターの方々にお話しいただく機会を設けました。
 3時間半ほどですが、よろしくお願いいたします。

根本
 ありがとうございました。
 ここで本日の進行について申し上げます。
 最初に四つの班の報告をそれぞれ15分ずつ行います。
 続きまして、コメンテーターのコメントがそれぞれ15分です。
 これで合わせて2時間になります。
 ちょっと長丁場ですが、報告とコメントを一挙にやってしまう予定です。
 その後、休憩を15分ほど入れまして、後半は議論ということになります。
 後半の議論の最初に、コメントを伺った上で、報告者がそれにお答えする時間を取ります。
 その後、フロアからの質問、コメント等がいただければと考えています。
 そういう形で1時間ほど議論しまして、終わりという予定です。
 どうかご協力をお願い申し上げます。
 先ほど研究代表者のお話にもございましたが、このシンポジウムは私どもLIPERという研究会の中間報告という位置づけです。
 班に分かれてやっておりますので、必ずしも足並みがそろっているわけではありませんし、中間報告ということで、まだ全体としての方向づけが明確になっているわけでもありません。
 その辺についてはいろいろ問題があろうかとは思います。
 本日のところはコメンテーターの方々あるいは皆様方から研究に対する率直なご意見をいただき、それを今後のまとめの作業に生かしたいと考えています。
 そういう意味でのご意見をちょうだいできればと考えております。